パーク

ペッカム・ライ・パーク-2

ペッカム・ライ・パークの奥へと道を進みます。

早速リスが草むらから顔を出しましたよ^-^
好奇心満々です!

リスの大きな目はとても視力が良いそうで、
優しく厳しい自然の中で、
常に食べ物を見定めているのですね。

今は、私たちがターゲット。
人とこれほど近い距離に住む、こんな可愛い動物ですから、
きっと、食べ物を分け与えてもらえたりもするのでしょう。
すごいシャープな眼差しで見てきましてね、

「おやおやっ、
何か美味しいもんでもあるんかいっ・・・!?」

恐ろしいけど何よりも食べ物にありつけるなら、
好奇心はそちらの方へ、
ぴょんぴょん、ぴょんぴょんと
数歩ごとに様子を伺いながら
じわじわっ、じわじわっ、

と、どんどん近づいて来ますよ!

リスは
とても警戒心の強い動物だと聞きましたが、
ほんとに手に触れられそうな距離まで。

あんよの一本一本がしっかりと地面をとらえて、↓
しっぽが胴体と同じくらいの大きさにもっさり膨れあがり・・・
顔を埋めたくなりようなふわふわ感です。

でも、びんびんに警戒はしてますね。
目は大きく見開き、耳はツンッとアンテナを伸ばし、
柔らかで無垢な印象の小さな体の中は
実は稲妻のような緊張感で張り詰めているんでしょう。

そして、さらに近づいたと思っと瞬間、

ひゃっっっ !!!

何か危険を察知したのでしょう、
くるりと体を翻して身をかわし、素早く後ずさり。

そうなのです。↓
私たち、手を招いておびき寄せてました<(_ _)>

餌を投げるように大きく手を振り上げると、
リスは餌があると思いこみ近づいて来る、ということを
友達が聞いたそうで、試してしまいました。

リスにしたら、これほど不甲斐ないことはないですよね。
「びくびくしながら勇気振り絞って来たのに、
何も持ってないやん~~~!!!」

もて遊んでしまってごめんね~。
無駄な体力を使わせてしまいました。

自然界に生きる彼らは、
日々必死に生きてるんですよね。
公園に住めば、人間と共存する方法を学び、
時には食べ物をもらえるかもしれない。

それでも、やはり彼らの日々は過酷です。

雨の日も・・・風の日も・・・
そんな、過酷な環境の中
ひたむきに「生きる」というよりは「ある」

自然と同じようにそのままある、かわいいけど強い姿が
愛おしく映るのではないでしょうか。

この子が私たちの所に駆け寄って来た
エネルギーが無駄にならないよう、
命の切なさだとか、
人と自然がどうやって共存すべきなのか、
学ぶきっかけになれば許してくれるでしょうか。
そう願います・・・

ロンドンの公園は命が溢れてすごい豊か、
心に触れる環境です。

まだまだ先に進みましょう

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