テムズ川の夜景

 
ロンドンの夜の街歩きは場所によっては
やはり安全ではないので、お勧めはできません。

私も現地の友達がいなければ、
こんな楽しみ方もできなかったはずです。

すく傍には、タワーブリッジが煌々と輝いて、
テムズ川にかかる橋も
魅惑手的にライトアップ。
川を挟んで向こう岸の街並みを見やれば、
ロンドンとはまた違う、
異国の地にでもいるような不思議な幻想に酔いしれる。

正直、一度こんな経験すると
テムズ川界隈の夜の光が醸し出す世界の
魅力は捨てがたいです!

この日は、タワーブリッジ南側の川沿いの通りを
東に向かって進みます。
ここは橋から自転車で5分程のところです。

昼にはない物語がある。
月と雲と、街頭と…

遠くの街…

好奇心が尽きませんよ~

信頼できる現地に詳しい人がいれば、
是非とも体験していただきたい、
ロンドンの夜も物語です^-^

黒人文化

Black Culture Archives(黒人文化資料館)を訪れます。

ロンドン南部、Brixton (ブリクストン)という
アフリカ系移民が多く住んでる区域にあります。

イギリスに来たんだから、
きれいな部分もいいですが、
素顔の街並みと人との触れ合いもひっくるめて
経験した方が面白いですよね。

人間はひとくくりの人間だけれど、
地球のどの地域から生まれたかによって、
肌や瞳の色が異りますよね。

太陽に光が強く照らされる地域では、
それに耐えうる褐色の肌、髪の遺伝子が進化したし、
逆に、太陽の照射が弱い地域では、
太陽の栄養をしっかり吸収できるような
遺伝子が時間をかけて進化しました。

ロンドンの街中を歩いていると、
ほんとに様々な人種の人々とすれ違うので、
地球の不思議を感じられずにはいられらないのです。

ただ、
私たちの違いが裏目にでることもあります。
優劣感情から、偏見や差別が
長い歴史の中で、グツグツの煮えたぎっているのが
現実です。

溝はなかなか埋まるものでないですが、

埋めれないこともないですよね。
まずは私たちの意識を
共有できればスタートラインに立てる。

技術が進歩して、
世界各国行きたいところに行ける便利な時代。
世界が広くなったという言う人がいる一方で、
世界が狭くなったとう言う人もいます。

いろんな確執がもやもやが世界を覆い、
手に負えないのかもしれません。

私は専門家でもないので、
大したことは言えませんが、
個人的な経験から言えるは、
心を開いたお互いの眼差しは、
曇りなくとても純粋なもので、
素直に相手に敬意を感じられることです。

そこに、肌の色もないですし、
言葉の隔たりも邪魔になりません。

色とりどりが素晴らしいことを
肌で感じることは、
どんなに潤いのあることかと感動したのを覚えています。

旅は甘くもあり、
辛くもあります。

苦みや辛さをちゃんと消化できなときに
甘さもひときわ美味しく楽しめ、
人間として一回り大きくなれるのではないでしょうか。

素朴な街並み – ロンドン市街

ある日、友達の仕事の所要について行って、
待っている時間、近くの公園で時間を過ごしました。

日差しが優しく微笑ましい。
体がゆ~っくり、目覚めていいく感じです。

ロンドンに来てから気づいたことは、
リスやキツネを
街中の公園でほんとによく見かけること!

ほらっっ‼︎ ↓
リスが。

ちっちゃな、ちっちゃな足を
スルスルと目で追えない早さで滑らして、
自由自在に木から降りたと思いきや、
また木の枝に登ってる!‼︎

木の横では、
マダムたちが寝そべってヨガでリラックス。
すごい和やかで、都会の一角だということを
忘れていしまいそうです。

脇のベンチでは
おじさんが今日の新聞に読み耽ってるみない。

雲がかかった空気に草木もしとっりして
すごくいいですね!

そして、ガーデンから外に目をむけると
年期の入った煉瓦造りの建物。

石造りの街並みにはだいぶ馴染んできましたが、
緑のオアシスとほんとによく調和してて、
お互いにほどよく溶け込んでいるんですよね。
落ち着くわ~。

友達が作ってくれた
ジンジャーハニーレモンを
ごくりっと飲んで、体を温めます。
穏やかな陽光ですが、
ロンドンの11月初旬、結構冷気が突き刺すんですよ!
でもそれがまた、
気持ちをシャキッとさせてくれていいんですが。

ほっこりする^-^
極楽やな~。

だから旅はいい。

イギリスの民族

ロンドンに足を運ぶようになり、
民族や人種のことを
考える機会が増えました。

 打ち寄せるせるさざ波と

     人の足跡・・・

        ただ、海は海・・・


イギリスの人種民族構成のデータから
人種の内訳は、
90%以上は白人、
その他、非白人(アジア系、アフリカ系他)

実際ロンドンの街を歩いてみると、
その概念が覆されました。
黒人の割合がとても高いです。

統計
を見てみると、
*↑「イギリス文化論」(2018/ 1/23) 参照
ロンドン在住の白人は60% ほど。
ですので、40%ほどは、
その他の人種の方々。

地域の特徴もありますが、
とくにロンドンの市街地は
多くの民族の方々が混ざり合ってます。
ニューヨークと並んで、
Melting Pot (人種のるつぼ) なのです。

だから、
本格的ないろんな国の料理が楽しめる。

アフリカ系の人たちの喧嘩とも思われる
激しい言葉が応戦が
あちこちで聞こえたりもしますが(苦笑)

他の文化への理解、
尊重する意識は基本的に高いです。

けれど、民族間の確執は
容易に解決できることではないですよね。
私たちには本能的に優劣感情があって、
守るという性質があるから。

なので、基本的に弱い私たちは
同じ肌の色の人同士で
一致団結して違う肌の色の人たちと
にらみ合ったりするでしょ。

世界の至るところで、
いがみ合いはあるのが現実ですし、
他民族が集まる国、イギリスで、
何もないわけがないですよね。

そう、きれいごとは通じないと、
学んだのです。

私たちは弱くもあるけど
強さも持ち備えている。

しがらみや、不合理なことを乗り越える、
知性や寛大な心を与えられたのも
私たちへの贈り物ではないでしょうか。

簡単ではないけれど、
避けて通るべきではない、
大切な追及ではないでしょうか。

なぜなら、
これからも日々一層、
世界は広がるから・・・

小さい力が大きくなること。
小さい個々の体に
大きい心があること。

それで、初めて繋がるということを、
しっかり学び直したい、
思いあらためました・・・

 砂にとけ込む貝殻・・・

   真っ白な貝殻も、

    砂に帰ったらみんな一緒やな・・・

あっ、そもそも、

  もとからみんな一緒か・・・

   貝殻が多くっても

    みんな同じ砂に帰るんや・・・

わたしも
まだまだ勉強不足です。
人間に対して・・・

旅は他にどこでも学ぶことができない
人間の教科書でもあるんだなあ、と
ちょっと心苦さを覚えましたね。

でも、学ぶことに
遅すぎることは決してないから、
学びましょう。

そして、楽しく旅しよう・・・!

ジャマイカの味

イギリスは多民族の国。
ですので食べ物もバラエティに富んでいます。

日本食って何 !? ってきかれたら
寿司、てんぷら、刺身….
とう感じのお決まりのものから始まり、
お好み焼きって知ってる.. ?
コロッケって知ってる.. !?
と展開するんじゃないでしょうか。

イギリスはどうでしょうか。

最近はインド料理が人気だと
友達から聞きました。

なんせ、他民族の国ですから
色んな国の本場の料理が
食べられるのが魅力です。

やっぱりフィッシュ&チップスでしょ !!
という人も多いかもしれませんね。

今回は
友達がジャマイカの人気ファストフード
「パティ」
のお店を教えてくれました。(↓)

ジャマイカも
イギリスに欠くことのできない文化。

「パティ」とは半月形のパイ生地の中に
具 (人気はビーフのようです)を包み、
キツネ色にこ~んがり揚げたもの^-^

メニューにある「Jerk」とは ↑
ジャマイカで使用されるスパイス。
スパイスと言っても、ただ辛いのでなく、
爽やかなハーブ、
コク・旨みを深めるスパイス、
チリペッパーなどパンチあるスパイスを
肉や野菜とマリネート。

そして、
チキンそのまんまだったら
ジュ~~~ッ っとするわけです。

パイだったら、
生地のお布団に
優しく包まみこんでから
容赦なく高温で カリッカリッ、
としちゃうわけです。

今回は Jerk Fish に挑戦。
絶妙にうまい、深いっ!!

ただ、日本人にはかなり、
スパイスのパンチがきくっ~ !

私は、辛い料理は結構好きな方ですが、
涙が出そうなほどでした(苦笑)
しかし、旨みが美味いので
涙をぐうっとこらえて楽しみましたよ!

ちなみに 「ACKEE(アキー)」↑(右上)とは
西アフリカ原産だけど、
移植されたジャマイカのみで食される、
不思議な果実とか。

クルミのような脂肪分のコクがあり、
ジャマイカ人の国民食。

パティは小さいながら、
しっかりお腹を満たしてくれ、
この日はアキーに挑戦できず。
次回に持ち越しですね。

店内にはジャマイカ文化のストーリーです。

ジャマイカで有名な
コメディアン兼アクター、
オリバー サ・ミュエルさん、だそうです。

日本から、こんちちはです^-^


ジャークチキン、ごちそうさまでした。
次回はアキーに挑戦だっ!

タワーブリッジから空と海

タワーブリッジを渡るときは、
橋のそのものだけでなく、
橋からの眺めも見逃せないですね。

橋を上から支える空。

太陽は一刻一刻西に傾き
だんだんと空の色を虹色に染めていく。
綿菓子のような空と、
川面に輝く七色のさざ波と…

人工の造形と、
自然の光と…

風と雲と、
水の流れに大きな体をを委ねる船と…

いっときも見逃すのが惜しい。
時が止まればいいのに…と願うけど、
旅の時間はさらに加速しますよね。
それは濃密だから。

人間の感覚は
奥深くからつき動かされると、
良くも悪くも
もの凄い力を発揮しますよね。
こんなにすごい力があったんやと、
驚くぐらい。

そんな感覚を震わせる感動と、
時間の加速度は
比例していると思われます。

ほどばしる感動と、
悲しいくらい早く過ぎ去る時間。

日々の習慣で少し鈍くなった感覚が
呼び覚まされている証かな・・・

旅で、すっきりリセットできるといいですね。

やっぱり空気が美味しいわ~。
これ以上のごちそうないですよ^-^

タワーブリッジの素顔

タワーブリッジを横断です。

日暮に差しかかり、
ライトアップが魅惑的!
お城だね・・・

アーチの下では、
そのデザインと厳かさにすっかり圧倒され

スカイガーデンから眺めたときは
あんなにちっちゃかったのに
こんなにも仰々しくかっこいい。

やはり間近で見る体感がものを言いますね。

手前の街灯が
橋をしっかりの見守っているよう。

橋の上から ドレイプで繋がる人たち。
人がいるから橋がかかる。
橋があるから人が集う。
つながり合う。

そう、
み~んな、繋がってるんですよ。
でも、私もそうですが忙しさに紛れて、
悲しいかな忘れていしまったりする。

なので、旅人の目線は大事なのかな・・・

追伸…

人の渦の中、
私より30センチ背の高い友達が
シャッターをきってくれました。

大切な友人へ、

あなたがいるから旅は楽しい。

ありがとうね…

バタシー・パーク – 平和

バタシー・パークの一角です。

木漏れ日の中から、
まるで絵本のような風景が現れました^-^(↓)。
野外学習または遠足でしょうか。

子供たちと先生が
陽気なエネルギーを
はちきれんばかりに発散。

絵画を眺めていいるようです。

そんな平和な雰囲気ですが、

すぐ傍にある仏塔に気づけば(↓)
なにか繋がるような気配です。
でもなぜ、ロンドンの公園に仏塔なのでしょう。

当時のロンドン地方自治体による
平和を願う年(1984年)の一環として、
日本山妙法寺により
1985年、正式に開設されたそうです。

公園の長い歴史からすれば、
比較的新しく公園に仲間入り。

金箔で覆われ
陽光でギラギラさらされて、
こんなにも眩しい仏像は
日本でお目にかかったことがないですよ!

毎日、散歩やジョギングの通り道に
拝むことができるなんて、

仏像を拝むのにはほぼ拝観料かかる
日本の環境に比べればありがたや~、です^-^

仏像は、4面に分かれて計4体、

それぞれ異なるポーズでお披露目。
最初の仏像は(↓)、
悟りや救い- ニラバーナ(涅槃)-
の極致に到達したブッダで、
カルマ(業)や輪廻から解放され
右手で頭を支え体を休めています。

次の仏像は(↓)
説教を唱えていますよ。
小指と薬指は外に広げ
悪を追い払いながら・・・

さてお次は、
左手は膝の上に掌を上に向いて置き、
右手は膝小僧の上に寝かせて
かつ少し地上に触れる、
不動の悟りのポーズです。

最後の仏像は
右手は上方(天)を指し、
左手を下方(地)、外側に向け、
天と地上の一体化を表します。

また、外側に向けられたその手で、
慈善の愛、恩恵が
私たちに向けられているのことこ。

この日、不思議な現象が起こりました・・・

青空の下、
無数のテントウムシが
空を舞っていたんです。

彼らをかわして
歩かないといけないほどの
経験したことのないおびただしい数。
少しぞっとするくらい・・・

無邪気な子供たちは
テントウムシのダンスに大はしゃぎで
健気さが美しくって心がくすぐったいばかりでした。

ところで、
「テントウムシが体にとまると
 幸せがやってくる」
というジンクスがあるのご存じですか?

澄み切った空気と、
神秘的な雰囲気に生える
仏像の神々しい姿から、
まんざら、偶然起こった現象でも
ないような気がしました!

信じることに意義ありですので、
ここは純粋に信じて・・・
幸せが舞い降りますように!!

でも、お忘れなく !

テムズ川を前方に左手(西側に)
チェルシー橋。

右手(東側)にアルバート橋
そう、ここはロンドンンのど真ん中ですよ。
平和を望む願いに国境ないんですね、
癒されました^-^

バタシー・パーク – 水、緑と動物

あらためて バタシー・パーク までサイクリング。
素晴らしい天気です!

大きな噴水のしぶきが、
リズムよく風を切り、
周りの自然(風、空気、緑の木々)と一緒に
音楽を奏でているようです(↓)

そこへ、一匹のワンコが
クンクン、のっそのっそと興味深々
近づいて来るので、
こちらはちょっと身構えて静止状態!

軽や~かに素通りです!

きっといつも散歩道なのでしょう。

ご主人様以外は、一応警戒はすれども、
害をがなければ、
気に掛けることも、愛想をまく必要もなし。

犬はご主人様を守る
とっても忠実な生き物。

危険がなかったので、
どうやら一応受け入れてくれたようで良かったです。
私よそ者ですからね。
礼儀正しくしないと・・・
なんとも優雅な動物です。

どうも素敵な瞬間をどうもありがとうね^-^

ほどなくしてご主人様がのたのたと近づいてきて、、
「やあっ!」と一声かわして、
こちらは重たい足取りで、
ワンちゃんがずっと先にいるからといって
急ぐ様子一切なく去って行きました。

どちらが散歩してもらってるんでしょう!?(笑)
微笑ましい一コマです・・・
平凡な日常が物語になる。
だから、旅はいいんですよね・・・

ワンコと言えば、
公園の一角に犬の像があります。

像は、Brown Dog Statu と称されます。
いとも愛らしいテリアですが、
このテリアは動物実験で犠牲なった
多くの犬たちの記録を残すべく、
象徴として今日ここに立っています。

1900年代の前半は、
動物実験が盛んに行われ、
賛成派、反対派の間で
当時大きな社会現象となったようです。

動物に優しい、同等の権利を尊重する
イメージがあるイギリスですが、
裏をのぞけば歴史は少し複雑です。

さて、気分を変えて、
もう一つの噴水で心を洗います。

水しぶきがとその音が
みずみずしいこと。

自然はアートそのものですね。

その噴水の横で、
こちらも自然が時を刻みます。

まだ、日が高く、
公園の魅力を
存分に楽しめそうです。

バタシー・パークの他のエリアも見てみましょう! あし