Sky Garden – 空中ガーデンから!

サイクリングで
ロンドンの街中を駆け抜ける日々が続きいます。
天気がよければ、これほど気持ちいことないですね!
交通渋滞に悩まされることもないし、
景色が間近で楽しめるのが最高。

この日はビッグベンロンドン・アイを通りすぎて
目的地、スカイガーデンに。

エレベーターで最上階35上階に到着すると、
前方に広がるのは空の海。

角度を変えると
緑の海。

外の空気に触れると、
なんだか太陽に少し近づいた気がしますよ!

光と影が戯れ語りかける。

ちっぽけなことは忘れようと。
心の鼓動に酔いしれようと。

体の奥の振動と反動と・・・

空の海原が再び呼びかけるんです。
海は広いからずっとずっと、
はるか眼下の海原もちゃんと見てねと。
時を刻んで心に留めてと。

テムズ川が黄金の帯となり、
風にたなびいていますね。
船も演出も粋やわ~^-^

ほ~っと一息つけば
お腹の海原もぐるぐる・・・
空中カフェに引き寄せられて、

ハーブティーと野菜のキッシュで
心がほっかほか。
体から、心から、おいしいってこういうこやね。

そしてまた、
風と光と、
自由に飛び交うエネルギーが
まだまだあるよと誘い出す。

タワーブリッジがあんなに小さく、

どこから眺めてもおごそかなにくいやつ(笑)

人間の知恵と術/アートはすばらいけど、
川がなければ橋はできない。
石・土がなくても橋はできない。

何が欠けても形はならない、
これ究極の真実ですね。

もうちょっと仲良く
人間と自然が共存できたら、
いいんやけど、
と願わずにはいられません。

旅は時の教科書にもなるんだ・・・

Δ営業時間
Monday – Friday: 10am – 6pm
Weekends: 11am – 9pm

*入場無料
ホームページから予約)
Add: Sky Garden Walk, London, EC3M 8AF

テムズ川ライトアップ − 夜景

テムズ川沿いで夜のサイクリングです。
11月初旬、
海側からの風が冗談じゃなく肌に突き刺さり、
極寒です !

バタシー・パークを挟む2つの橋のライトアップで、
道もほどよく照らされて、
寒さを忘れられるほどでもないですが(苦笑)
雰囲気は抜群です。

まずは西側のチェルシー橋
絶景です !!

テムズ川の川面が黄金に輝いています。
昼間とはまったく装いが違い
魅惑の姿ですね。

心奪われるとはこういうことなんか、
と思わせる景色です。
寒空の中、ながながと虜になりました。

さらに東へ5分ほど自転車をこぎこぎすると、
次はアルバート橋が現れます。
少し装いが異なりますが
魅了は引けをとりませんよ。

水辺にさざ波が押し寄せ、
夜の静けさと
空気の重厚さが
波の音を際立たせて、
まるで海辺のような風情です。

眼を閉じて感覚を研ぎ澄ますと、
さっきまでほんのちょっぴりだった磯の香りが、
鼻に優しくつんとくるほど主張してくる。

私たちの五感は
便利な生活を代償に
だいぶにぶってしまったんだろな
と感じ、少し自然に近づけた気分・・・

あ~っ、空気が澄んでいて、美しい~。

一方で、向こう岸の街並みをみやると、
今ここ、
ロンドンのど真ん中のテムズ川沿いに
たたずんでいることを
ふと我に返らせてくれます。

橋の下から見上げると…

ロンドンの夜景、美しいわ~。

ただしです!!
ご注意いただきたいのは、
基本的に夜は危険ですので、
必ず信用できる地元の方と
行動することを強く推奨します。

素敵な旅を続けましょう…

Clapham Common (クラパム・コモン)- 水辺 –

再び、Clapham Common の公園。
ロンドンに来て初めて訪れた、
南西部に位置する三角形の公園です。

緑地には、カフェ、プレイグランド、
スケートパーくなど、
レクリエーション施設が整っていて、
広さもあり、活躍の場が多そうです!

また、公園にある野外ステージはロンドン最大で、
様々な音楽イベントが開催されているそうですよ。

そんな賑わいをよそ眼に
池の中で鳥たちがゆ~ったりと戯れています。

何気ない風景ですが、
優雅な姿が大きな自然の中で
とても映えますね。

水は、
全ての生き物にとってなくてはならない
生命の源。

その水が織りなす、
形、旋律、
空気との戯れっていうのかな・・・
その不思議な魅力に引き込まれます。

渦と波と・・・

旅先では、体も心もゆとりができて、
遊び心が満開に。
気持ちも戯れ、目の前の風景をとらえる色調も、
自由気ままにとらえてもいいんではないでしょうか。

赤は赤、
白は白でなくてもいい。

友達に口が酸っぱくなるほど言われる、
「日本人はプラニングが好きだね。
 計画通りに事が運ばないと焦っちゃう。
 きっちりするのもいいけど、
 時々、臨機応変に
 その時の気持ちで行動するのも大事ちゃう?」

ほんま、おっしゃる通りやと思いますよ・・・

もうすぐ日が暮れます。

Battersea park(バタシー・パーク)- 自然のキャンパス

私は自然が大好きです。
ですので、
街の中に、街と共に、 
緑が生き生きと対等に広がる
ロンドンはとても魅力的で、ほんまにうらやましい!

友達も自然が好きなこともあって、
この日はテムズ川の南岸に沿ってある、
Battersea park(バッタシー・パーク)へサイクリング。
夕日がご覧の通り!

バタシー・パークの歴史は古く、
17世紀半ば頃までは、
名誉をかけた決闘の場(!?)として
その名を知られていたそうです。

Chelsea Bridge (チェルシー橋)の完成と同時に、
1858年、ヴィクトリア女王により、
公園として正式に開園されました。
女王の栄誉を称え、
公園の東沿いの通りを
ヴィクトリア通りと命名。

1951年、 
英国祭り(Festival of Britain)の一部として、
公園は変化を遂げます。

新しく、噴水、水生植物園、
ミニチュア鉄道などの他、
アトラクションを兼ね備えた
テーマパークに変貌。
しかし、
魅力の1つであった、ジェットコ-スターで
テーマパーク史上最悪の事故が発生してしまい、
その歴史まだ浅く、
1974年に閉園に至ります。

そんな悲しい歴史のある公園ですが、
現在は、市民、旅行者の憩いの場、
魅力のスポットの一つとして、
和やかな雰囲気で癒してくれます。

友達が連れてきてくれた時は
ただ自然の魅力に見せられるばかりで、
公園の歴史は何も知りませんでした・・・
こうやって、自分で調べて知りたいと思わせる
知識欲が湧くのも旅の力ですね!

その日は、とりあえずとても風が冷たく、
虹色の空のもと、
公園のカフェでハーブティーを飲み、
体を温めたのが このスポットです(↓)。

心動かされるばかりです。

きれい・・・という言葉で十分。
きっとお腹いっぱい、って
こういう時にもつかえませんか!?

さあ、体も温まったので、
日が暮れてしまう前に、
先に進みます。

ロンドンの中の日本庭園

タワーブリッジから東に徒歩5分ほど 
テムズ川沿いの小道。

友達が突然教えてくれたんです。
「ここに日本庭園があるよっ!」って。
「へ~っ」と思い見てみると、
 おやおやっ !?
南国風な木に囲まれて、
和と言いうのか、なんと言うのか、 
少しエキゾチックな雰囲気の中に
石畳がまっすぐ一本敷かれています。

その先には、なんとも斬新な
鳥居のような門が
控えめながらも
堂々と自慢げに立っていましてね。

興味深々で、ズームアップ。

これはこれは、
ご丁寧に「和」と書いてありますよ。
恐らくですが、ロンドンなだけに、
「和」という説明書きがなければ、
分からないい人がいるかもしれないう、
配慮からでしょうか。

文化の翻訳というのは、                 
言語も時そうですが、 
非常に独自性がありますね^-^

厳密に言語であれば
意味の少しずれします意訳は
あまりよくないとおもいますが、
ことは日本庭園ともなれば、
受ける側の感性で表現されて
しかるべし。

なんといっても、
遠くは離れた異国の地、
ロンドンのど真ん中で、
造形された日本庭園に感謝したいですね。

日本からはるか離れた異国の地で
和テイストに遭遇するとは・・・
こんな小さな発見がたまらなく嬉しいです!!

だから、旅はやめられないですね・・・

Tower Bridgeとその界隈(街並み)

ヨーロッパの街並み魅力の一つは、
統一された市街地の風景ですね。
特に、石の建築物の重厚感は、
木造建築が主流の
日本の文化に慣れた目には
とても新鮮で、ワクワクします。

恐らく、海外から日本に訪れた人が
日本家屋、とくに茶屋町のような
伝統的な雰囲気を残す街並みを
神秘的と感じるのと同じように、

石造りの建物と、
石畳の通りに囲まれた
景観がとっても神秘的に映ります。

ロンドンの街並みも例外ではありません。

石畳の道・・・

高く高く積み上げられた
石造りの建物が立ち並ぶ様子・・・

荘厳な景観が
胸の奥深くに語りかけます。

歴史の中で紡がれた人間の営みの数々ですが、
異国の地に足を踏み入れたときには
目に入るすべてのものが新しいので、
それらがカメラ・思い出の被写体として
フォーカスされます。
そして、歴史が紐解かれるのですね。

「伝統は新しい」と唱えた
奇抜なイメージのある芸術家、岡本太郎。
よくよく嚙み砕くと
もっともなことを言っていますよね?

つまり、
すべて今ここに起こっていいることが、
歴史となり、文化となる。

こうした古い町並みも
当時はそのまま新しくカッコよかった。
そして、何年かの時が経ち、
もう一度その良さが甦らせれる。
現在の人々の営みが
かかわってくるということですね。

古いものが新しく生かされる姿は、
なかかかセンスの良さも必要ですし、
おしゃれだなーっ、と思います。
一方で、多くの物事を使い捨てるのが
当たり前になってしまった
今日のちょっと悲しい事実を見直させてくれる
のではないでしょうか。

され、これもなんとも荘厳な船です!

Tower Bridge から東へ散策 – St Saviour’s Dock

テムズ川通り沿いは
素敵な散歩通りが延々とつづきます。
この日はタワーブリッジから東へ散策です。
ロンドンっぽいどんより雲が流れる日。

雲に覆われると
気温はいっきに肌寒くなりますので、
季節ごとに気候が安定している
日本の環境に慣れた肌には
空気がほんまに突き刺さるようです。
しかし、水辺の景色は
曇りの日でも味がありますね。

川沿いにさらに東に進むと、
巨大な頭の像が横たわっています。

その裏側には、
レオナルド・ダ・ヴィンチの言葉・・

「人間の巧妙さが、
自然が創造するものよりも
美しく シンプルな、
あるいは正確な発明をすることは
決してできない。
なぜなら自然の創造物には
何一つ欠けるところがなく、
何一つ過分なものがないから・・・」

自然を愛でる目があるからこそ、
自然に酔いしれ、
自然から学び、
人間としての自分自身を高める、
本来私たちも自然の一部だとういう
生命のサイクルが
ダヴィンチの時代には
まだ当然のように
営まれていたのではないしょうか・・・・

実際はどうなんは想像の世界ですが、
恐らく
より自然を肌身に感じながら
自然をベースにした時間軸で
時が刻まれていたではないかな~^-^

そして、さらに東に、
タワーブリッジから420m、
テムズ川の南岸に位置する
セント・セイバーズ・ドック
(St Saviour’s Dock)-波止場- で、
歴史の物語を読んでみます。

テムズ川に交わる
Neckinger’s River(↑)の名前。
遺跡によると、
18世紀の産業革命の時代、
テムズ川はとても栄え、混雑の中、
貨物船はしばしば立ち往生を食らい、
海賊の標的と化し、
悪名高い場所になりました。

そこで、海賊が捕まり
絞首刑で処刑されたのが、
ここ、St Saviour’s Dockだとか。
ちょっとギョッとしますね。
日暮れ時に聞くと、
違った意味で肌寒さを感じるかもしれませ!!

Neckinger River の名前は
ロンドンのスラングで、
捕まえた海賊の絞首刑に使われた
ロープを意味する、
「Devil’s Neckinger」「Neckerchief」
に由来するそうです !!

お次はこちら、
St Saviour’s Dockのすぐ傍(東側)
19世紀の埠頭。

南米から輸入された
穀物用の倉庫であった建物は、
現代アパート、
ワークスペースとして利用され
St Saviour’s Dockと共に
保護区域に指定されています。

保存状態がとても良く、
潮水の香りをかぎならが
想像力を膨らまれると、
その時代が描かれきます。

テムズ川の流れに沿って
歴史を紐解く一本の道が続いています。

以上、すべてまっすく歩けば5分圏内に
繰り広げられる歴史物語です。
歴史はとてもじゃありませんが、
言葉だけで語りきれるものではないです。、
読み取る人の想像力も相まって
それぞれの解釈の仕方で
ユニークな物語が展開するのでしょう。

テムズ川の水がコンコンと流れのように
歩み続けます・・・

ロンドン最古の食品市場、バラマーケット

友達いわく、週末は絶対に
Borough Market (バラマーケット)に、 
行くのがいいということで、
狙い目だという、土曜日の朝から出発です。
  
ロンドン最古の食品市場で、
その歴史なんと1000年以上と聞けば、
ワクワクしてきますね。

人気スポットとは聞いておりましたが
本当に賑やかです !

この日はハロウィンの装飾で
あしらわれていましたよ。

野菜/果物、チーズ、オイル、ジャム
塩(スパイス/ハーブ入)、スイーツ他いろいろ。


また、インド/中東など
様々な文化の屋台の食べ物が
活気あるエネルギーと
たまらなく美味しそうな匂いで
誘いかけます。
食べ物の他に、陶器や雑貨など
お土産としておもしろそうなものが
ずらりと並んでいます。

お昼前はとても混雑するので、
朝早く営業している
土曜日の早い時間帯がねらい目!

営業時間【小売市場】
水/木曜日 :午前10時〜午後5時
金曜日:午前10時〜午後6時
土曜日:午前8時〜午後5時。 

Address: 8 Southwark Street, 
     London SE1 1TL, England

胃袋をしっかり準備しておいてくださいね!

秋色の クラッパム・コモン 公園

初日に滞在したホテルは、
ロンドン南部に位置する 

小さなホテルです。

ヒースロー空港から、
地下鉄に揺られること1時間弱、
空港に到着したのが夕暮れときでしたから、
ホテルにたどり着いたときはもちろん夜。

何が何やら道はまったくわからず
友達がいなければ途方にくれていたところでした!

ホテルは開けた緑地に面していて、
暗闇な中、景色ははっきり見えないけど
ロンドン市街地ありながら
緑の香りがすごい新鮮!
日本の都会でこんなに開けた緑は
見たことがないですね。

さあ、
ロンドン到着2日目は最高の秋晴れです‼︎
ホテルの入り口を出ると

ロンドンは「1日の中に四季がある」
と言われるほど
天気が変わりやすいようですが、
初のロンドン、
そのお出迎えは ◎ !!

本当に天気に恵まれました。

Clapham Common の全貌です。

絵葉書のようですよね。

公園から道を挟んで
ホテル側を眺めた景色です。

緑地の中は緑のトンネルで
緑浴びまくり。

秋模様、紅葉が光に映えて、
ほんまにキレイ・・・
都会やのに空気が透き通っておいしいっ。
心身癒される自然の美術館だわ。 

旅は、まだ始まったばかりです。