街がアート

この日は、友達の住む バーモンジーから
遠方の歯医者に向かう道のりで、
途中ぶらり街歩きですっ👣♪

このついでが結構な冒険です。
テクテクと歩くだけで、
さすがアートにあふれる街、ロンドン、
興味は尽きません(^^♪

まず、高架を支える支柱と言うのでしょうか、
(すいません、正式な名前わかりません・・・)↓
これが、なかなか古いもので珍しいそうです。
なるほどずっしりとして
よ~く見ると裾が広がりのドレープになっていて
探してもなかなかない形状ですよ!!

お次はこれまたインパクとある、
フォトアート。

笑顔の集まりでパワーが溢れています !!
微笑ましいしく、元気が出てくる。
そして、なんか、じ~んとくる。
様々な文化の人の集まりだから
なおさらなのかもしれません。

ズームアップすると、
人それぞれの生き方みたいなのが見えてきましてね~↓

性格なんかも見えてくる。
あっ、このと人シャイだね、
この人愛で溢れている、
この人ちょっと自己中とちゃうん、云々・・・

結構当たってたりしますよね。
人間なかなかウソはつけないってことかなっ^-^

写真って面白いですね。

時が止まってるけど、動いている。
一瞬が凝縮されているだけに
わけのわからない時空間に導かれますね。

そして、
むしょうに切なくなったり
楽しくなったり、
狂おしいほど愛おしく思えたり・・・
ほんと面白い。

人類の大きな発明だわっ。
そして、その被写体となる
人間(味)もアート、
自然そのものもアートだし、
オブジェで表現されるのもアート。
意味なんか分からんでもいい、
ただ感じればいい。

それがアートの神髄でしょう。

かの有名な岡本太郎の超有名な言葉
「芸術は爆発だ」
はまさに名言です。

心の稲妻の旋光みないな、
その瞬間に弾け出す
喜び、叫び、悲しみ、怒り・・・

表現する人(物)と受け入れる人の感受性の波長が
ちょっとでも合えば
余計な解釈などいらないですよね。

素直な心だけ・・・
このフォルムも全く意味がわかりません↓
でも、見た瞬間「Wow」とため息。

そう、この 「ワオー」がアートですね。
ロンドンに来たら、恥ずかしがらずに「ワオー」ですよ!

少し近づくと
幾何学的で規則正しく、
蜘蛛の巣のように張り巡らされた構造が見えますね。
ここはあまり考えに引き込まれずに
感じるままに受け止めておくべきところです。

美術館に行ってじ~っくり鑑賞するものもアートですが、
私は、自然に溶け込んでいるものこそアートとだと、
肌で感じています。
そういう気持ちに少しでも共感していただけるのなら、
ロンドンはまさに、自然・日常に溶けこむアートを
鑑賞するのに最適の街です。

ロンドンに訪れたら、
日中、まだ日が高く差し込んでいる時間帯に、
ぶらりと街を散策してみてくださいっ👣

近くの公園をぶらぶらしてみてくださいっっ👣👣

さすが
人種のるつぼのロンドン!
という発見がいっぱいです。
街中で繰り広げられるアートはとても色相が広く、
決して尽きることがないです!!

そう、ず~っと新しい発見が続きます♪

スカイガーデンからの夕日・・まだまだあります

夕焼けを狙って2度目のスカイガーデンからの眺め。

景色が美しすぎで立ち去ることができません!
立ちすくんだまま。

理由は、一刻一刻と表情を変える
空・・・
雲・・・

自然のドラマに終わりはないのですね。

沈みかけの太陽が、命を吹き返すように、
荒々しく燃え上がるオレンジの光。
あんなに遠くに輝いているのに
とってもあったかい。

愛おしささえ感じますね。
これが、絵画だったらこの瞬間が静止して、
いつまでも酔いしれていられるのに・・・

でも、変わりゆく短い短い時の中にこそ
美しさが散りばめられているんですよね。

写真の右少し上の方に、↓
ちっちゃくゴマ粒のように、
金色の空を羽ばたいてる鳥が見えますか?
鳥が夕日を愛でながら飛んでいるかどうか
分かりませんが
どんなに気持ちいいんだろうかと思われます。
鳥になりたいっ!と願う瞬間です。
今、この時。

あ~、本気でそう思う。

と思いにふけっていたら、
太陽が地平線に隠れ始めました。

ほんまに切なくて美しい。

もっとずっと空を眺めていたい。

旅は明日も続きますが
この空は2度とない空なので、
立ち去るのが惜しくてたまりません。

小さいころ、日が暮れても
遊びたくて、遊びたく駄々をこねた、
あの当時のわがままな感情が沸き上がり
心が響いたときに感じました。

大人になって、大人として振る舞うために、
ずいぶんと感情を心の奥底に
とどめてきたんじゃないかな~っ、と。

友達に言われたことがぐっと突き刺ささりましてね(苦笑)

「ある子供が100% 感情を素直に表現するのを見て、
 その翌年同じ子に会ったら、世間体とか体裁とか気にして
 感情の表現をコントロールする子になってる。
 日本は特に文化的な背景もあるよね。」

もちろん、大人になったら必然的に
大人としても振る舞い方を覚えるのが自然ですが、
日本は得に、礼儀とか云々
感情を露骨に表さない風習があり、
目と目で通じあうことが美徳とされたりしますよね。

自分自身の過去も振り返って、
感情に素直になるべときは素直に表し
それが人間らしいのではないかと思いました。

それにしても、美しい!
しっかりと心に焼き付け、語りつぎたいわ~。

この一瞬を。

黒人文化

Black Culture Archives(黒人文化資料館)を訪れます。

ロンドン南部、Brixton (ブリクストン)という
アフリカ系移民が多く住んでる区域にあります。

イギリスに来たんだから、
きれいな部分もいいですが、
素顔の街並みと人との触れ合いもひっくるめて
経験した方が面白いですよね。

人間はひとくくりの人間だけれど、
地球のどの地域から生まれたかによって、
肌や瞳の色が異りますよね。

太陽に光が強く照らされる地域では、
それに耐えうる褐色の肌、髪の遺伝子が進化したし、
逆に、太陽の照射が弱い地域では、
太陽の栄養をしっかり吸収できるような
遺伝子が時間をかけて進化しました。

ロンドンの街中を歩いていると、
ほんとに様々な人種の人々とすれ違うので、
地球の不思議を感じられずにはいられらないのです。

ただ、
私たちの違いが裏目にでることもあります。
優劣感情から、偏見や差別が
長い歴史の中で、グツグツの煮えたぎっているのが
現実です。

溝はなかなか埋まるものでないですが、

埋めれないこともないですよね。
まずは私たちの意識を
共有できればスタートラインに立てる。

技術が進歩して、
世界各国行きたいところに行ける便利な時代。
世界が広くなったという言う人がいる一方で、
世界が狭くなったとう言う人もいます。

いろんな確執がもやもやが世界を覆い、
手に負えないのかもしれません。

私は専門家でもないので、
大したことは言えませんが、
個人的な経験から言えるは、
心を開いたお互いの眼差しは、
曇りなくとても純粋なもので、
素直に相手に敬意を感じられることです。

そこに、肌の色もないですし、
言葉の隔たりも邪魔になりません。

色とりどりが素晴らしいことを
肌で感じることは、
どんなに潤いのあることかと感動したのを覚えています。

旅は甘くもあり、
辛くもあります。

苦みや辛さをちゃんと消化できなときに
甘さもひときわ美味しく楽しめ、
人間として一回り大きくなれるのではないでしょうか。

タワーブリッジの素顔

タワーブリッジを横断です。

日暮に差しかかり、
ライトアップが魅惑的!
お城だね・・・

アーチの下では、
そのデザインと厳かさにすっかり圧倒され

スカイガーデンから眺めたときは
あんなにちっちゃかったのに
こんなにも仰々しくかっこいい。

やはり間近で見る体感がものを言いますね。

手前の街灯が
橋をしっかりの見守っているよう。

橋の上から ドレイプで繋がる人たち。
人がいるから橋がかかる。
橋があるから人が集う。
つながり合う。

そう、
み~んな、繋がってるんですよ。
でも、私もそうですが忙しさに紛れて、
悲しいかな忘れていしまったりする。

なので、旅人の目線は大事なのかな・・・

追伸…

人の渦の中、
私より30センチ背の高い友達が
シャッターをきってくれました。

大切な友人へ、

あなたがいるから旅は楽しい。

ありがとうね…

バタシー・パーク – 水、緑と動物

あらためて バタシー・パーク までサイクリング。
素晴らしい天気です!

大きな噴水のしぶきが、
リズムよく風を切り、
周りの自然(風、空気、緑の木々)と一緒に
音楽を奏でているようです(↓)

そこへ、一匹のワンコが
クンクン、のっそのっそと興味深々
近づいて来るので、
こちらはちょっと身構えて静止状態!

軽や~かに素通りです!

きっといつも散歩道なのでしょう。

ご主人様以外は、一応警戒はすれども、
害をがなければ、
気に掛けることも、愛想をまく必要もなし。

犬はご主人様を守る
とっても忠実な生き物。

危険がなかったので、
どうやら一応受け入れてくれたようで良かったです。
私よそ者ですからね。
礼儀正しくしないと・・・
なんとも優雅な動物です。

どうも素敵な瞬間をどうもありがとうね^-^

ほどなくしてご主人様がのたのたと近づいてきて、、
「やあっ!」と一声かわして、
こちらは重たい足取りで、
ワンちゃんがずっと先にいるからといって
急ぐ様子一切なく去って行きました。

どちらが散歩してもらってるんでしょう!?(笑)
微笑ましい一コマです・・・
平凡な日常が物語になる。
だから、旅はいいんですよね・・・

ワンコと言えば、
公園の一角に犬の像があります。

像は、Brown Dog Statu と称されます。
いとも愛らしいテリアですが、
このテリアは動物実験で犠牲なった
多くの犬たちの記録を残すべく、
象徴として今日ここに立っています。

1900年代の前半は、
動物実験が盛んに行われ、
賛成派、反対派の間で
当時大きな社会現象となったようです。

動物に優しい、同等の権利を尊重する
イメージがあるイギリスですが、
裏をのぞけば歴史は少し複雑です。

さて、気分を変えて、
もう一つの噴水で心を洗います。

水しぶきがとその音が
みずみずしいこと。

自然はアートそのものですね。

その噴水の横で、
こちらも自然が時を刻みます。

まだ、日が高く、
公園の魅力を
存分に楽しめそうです。

バタシー・パークの他のエリアも見てみましょう! あし

Sky Garden – 空中ガーデンから!

サイクリングで
ロンドンの街中を駆け抜ける日々が続きいます。
天気がよければ、これほど気持ちいことないですね!
交通渋滞に悩まされることもないし、
景色が間近で楽しめるのが最高。

この日はビッグベンロンドン・アイを通りすぎて
目的地、スカイガーデンに。

エレベーターで最上階35上階に到着すると、
前方に広がるのは空の海。

角度を変えると
緑の海。

外の空気に触れると、
なんだか太陽に少し近づいた気がしますよ!

光と影が戯れ語りかける。

ちっぽけなことは忘れようと。
心の鼓動に酔いしれようと。

体の奥の振動と反動と・・・

空の海原が再び呼びかけるんです。
海は広いからずっとずっと、
はるか眼下の海原もちゃんと見てねと。
時を刻んで心に留めてと。

テムズ川が黄金の帯となり、
風にたなびいていますね。
船も演出も粋やわ~^-^

ほ~っと一息つけば
お腹の海原もぐるぐる・・・
空中カフェに引き寄せられて、

ハーブティーと野菜のキッシュで
心がほっかほか。
体から、心から、おいしいってこういうこやね。

そしてまた、
風と光と、
自由に飛び交うエネルギーが
まだまだあるよと誘い出す。

タワーブリッジがあんなに小さく、

どこから眺めてもおごそかなにくいやつ(笑)

人間の知恵と術/アートはすばらいけど、
川がなければ橋はできない。
石・土がなくても橋はできない。

何が欠けても形はならない、
これ究極の真実ですね。

もうちょっと仲良く
人間と自然が共存できたら、
いいんやけど、
と願わずにはいられません。

旅は時の教科書にもなるんだ・・・

Δ営業時間
Monday – Friday: 10am – 6pm
Weekends: 11am – 9pm

*入場無料
ホームページから予約)
Add: Sky Garden Walk, London, EC3M 8AF

テムズ川ライトアップ − 夜景

テムズ川沿いで夜のサイクリングです。
11月初旬、
海側からの風が冗談じゃなく肌に突き刺さり、
極寒です !

バタシー・パークを挟む2つの橋のライトアップで、
道もほどよく照らされて、
寒さを忘れられるほどでもないですが(苦笑)
雰囲気は抜群です。

まずは西側のチェルシー橋
絶景です !!

テムズ川の川面が黄金に輝いています。
昼間とはまったく装いが違い
魅惑の姿ですね。

心奪われるとはこういうことなんか、
と思わせる景色です。
寒空の中、ながながと虜になりました。

さらに東へ5分ほど自転車をこぎこぎすると、
次はアルバート橋が現れます。
少し装いが異なりますが
魅了は引けをとりませんよ。

水辺にさざ波が押し寄せ、
夜の静けさと
空気の重厚さが
波の音を際立たせて、
まるで海辺のような風情です。

眼を閉じて感覚を研ぎ澄ますと、
さっきまでほんのちょっぴりだった磯の香りが、
鼻に優しくつんとくるほど主張してくる。

私たちの五感は
便利な生活を代償に
だいぶにぶってしまったんだろな
と感じ、少し自然に近づけた気分・・・

あ~っ、空気が澄んでいて、美しい~。

一方で、向こう岸の街並みをみやると、
今ここ、
ロンドンのど真ん中のテムズ川沿いに
たたずんでいることを
ふと我に返らせてくれます。

橋の下から見上げると…

ロンドンの夜景、美しいわ~。

ただしです!!
ご注意いただきたいのは、
基本的に夜は危険ですので、
必ず信用できる地元の方と
行動することを強く推奨します。

素敵な旅を続けましょう…

Clapham Common (クラパム・コモン)- 水辺 –

再び、Clapham Common の公園。
ロンドンに来て初めて訪れた、
南西部に位置する三角形の公園です。

緑地には、カフェ、プレイグランド、
スケートパーくなど、
レクリエーション施設が整っていて、
広さもあり、活躍の場が多そうです!

また、公園にある野外ステージはロンドン最大で、
様々な音楽イベントが開催されているそうですよ。

そんな賑わいをよそ眼に
池の中で鳥たちがゆ~ったりと戯れています。

何気ない風景ですが、
優雅な姿が大きな自然の中で
とても映えますね。

水は、
全ての生き物にとってなくてはならない
生命の源。

その水が織りなす、
形、旋律、
空気との戯れっていうのかな・・・
その不思議な魅力に引き込まれます。

渦と波と・・・

旅先では、体も心もゆとりができて、
遊び心が満開に。
気持ちも戯れ、目の前の風景をとらえる色調も、
自由気ままにとらえてもいいんではないでしょうか。

赤は赤、
白は白でなくてもいい。

友達に口が酸っぱくなるほど言われる、
「日本人はプラニングが好きだね。
 計画通りに事が運ばないと焦っちゃう。
 きっちりするのもいいけど、
 時々、臨機応変に
 その時の気持ちで行動するのも大事ちゃう?」

ほんま、おっしゃる通りやと思いますよ・・・

もうすぐ日が暮れます。

Battersea park(バタシー・パーク)- 自然のキャンパス

私は自然が大好きです。
ですので、
街の中に、街と共に、 
緑が生き生きと対等に広がる
ロンドンはとても魅力的で、ほんまにうらやましい!

友達も自然が好きなこともあって、
この日はテムズ川の南岸に沿ってある、
Battersea park(バッタシー・パーク)へサイクリング。
夕日がご覧の通り!

バタシー・パークの歴史は古く、
17世紀半ば頃までは、
名誉をかけた決闘の場(!?)として
その名を知られていたそうです。

Chelsea Bridge (チェルシー橋)の完成と同時に、
1858年、ヴィクトリア女王により、
公園として正式に開園されました。
女王の栄誉を称え、
公園の東沿いの通りを
ヴィクトリア通りと命名。

1951年、 
英国祭り(Festival of Britain)の一部として、
公園は変化を遂げます。

新しく、噴水、水生植物園、
ミニチュア鉄道などの他、
アトラクションを兼ね備えた
テーマパークに変貌。
しかし、
魅力の1つであった、ジェットコ-スターで
テーマパーク史上最悪の事故が発生してしまい、
その歴史まだ浅く、
1974年に閉園に至ります。

そんな悲しい歴史のある公園ですが、
現在は、市民、旅行者の憩いの場、
魅力のスポットの一つとして、
和やかな雰囲気で癒してくれます。

友達が連れてきてくれた時は
ただ自然の魅力に見せられるばかりで、
公園の歴史は何も知りませんでした・・・
こうやって、自分で調べて知りたいと思わせる
知識欲が湧くのも旅の力ですね!

その日は、とりあえずとても風が冷たく、
虹色の空のもと、
公園のカフェでハーブティーを飲み、
体を温めたのが このスポットです(↓)。

心動かされるばかりです。

きれい・・・という言葉で十分。
きっとお腹いっぱい、って
こういう時にもつかえませんか!?

さあ、体も温まったので、
日が暮れてしまう前に、
先に進みます。