サマーフェスティバル

7月の日曜日、
友達がタワーブリッジのすぐ傍のテムズ川沿いで開催されている
サマーェスティバルの様子を教えてくれました。

夏のロンドンの週末はイベントが続きます。
この日はアフロミュージック。(^^♪.♫.♪♪♫..
陽光も温かく、観光客で賑わう時期にぴったりのテーマですね!

テンポの良いドラムと音楽に
自然を体が弾み、なごやかな雰囲気・・・
世界各国の人々がこのひと時をともに過ごし、
音楽に溶けこむ・・・・
人々にレベルに視線を合わせれば
お互いに隔てる境界なんてなにもないんだな~と感じる瞬間です。

先ほども言いましたが、後ろを振り向けばタワーブリッジ!
ロンドンの中でもこのスポットはピーブルレベルのイベントが
目白押しな場所の一つであることは間違いなし!
その場にいるだけで、心が解き放たれた気がしますね。

ただ、友達が言うのには、やはり世界の情勢の流れで、
こんなにたくさんの文化の人が集まる国であるのにも関わらず
草の根レベルの繋がりが壊れつつあると・・・

なるほど、
便利な時代になりましたが、その便利さは私たちがより都合のいいように
物事を選ぶようになったということですよね。
これを選択したとうこうは、選択肢の中にあったものを捨て去ったということ。
捨て去っものが、他の人にはとても大切なものかもしれない!?
という、考えにまで、私自身を踏め、およぶのでようか?
と我に返らされます。

やはり、時間と心を費やしたコミュニケーションを通してでないと、
お互いに理解することは難しいですよね。
日本語どうしでも勘違いはたくさんあるのに(苦笑)
他の文化の人たちとのコミュニケーションでは
なおさらなのではないでしょうか。
そこで、他の人たちに大切な選択肢を捨て続けるとどうなるか・・・

ん~~~、
物事はキレイなことばかりじゃないですね。
素敵な時間を楽しみながらも、現実をしっかりとらえる
そこに疑問や問題があれば話し合う機会にもなればいいと思います。
重たく語り会う必要もないですし、
まずは「気づき」から…!
じk
楽しい時間は瞬く間に過ぎ去ってしまうもので、
気づけば黄金色の夕日が優しく全身を包み込みこんでいます。。

ロンドン、テムズ川沿い晴天は、川の情景と混ざり合って、
ほんと~に気持ちがよく、ありがたいです^-^

大げさでなく、
目に映るものすべてがキラキラ輝いて見える。
人々の笑顔がとってチャーミングで美しく見える。
なるほど、人があるわけだ~と納得の魅力あふれるスポットです。

少し目をつぶっている間に、夏が過ぎ去ってしまいそうなので、
しっかりこの夕焼けも心に留めておかないと!

そして、まだ旅は始まったばかりです^-^!

エコロジカル・パークの夜景

タワーブリッジから自転車で東に
10分くらい進んだところにある公園、
Ecolgical Park (エコロジカルパーク)に出かけました。

そこに、友達の秘密の場所があると言うのです。

11月の初旬です。
この日の夜もとっても寒く、
ジャケットの内に防寒のダウンベスト、
完全防備だったと思ったんですが、
じっとしていれば凍えそうな空気です。
厳しいな~、ロンドンの冬は。

でも、自転車が大好きな私たち。
あちこち好きなように動き回れる自由に
とって代わるものがないのです!

体の芯まで突き抜ける風の中を
自転車をあくせくと漕ぎながら駆け抜けると
じんわりと体が温まってきて、
なんともい言えない、満たされた感覚に包まれるんです。

ほどなくして、エコロジカル・パークに到着です!

公園の入り口は、おとぎ話に出てくるような
神秘的なゲート。

ゲートをくぐり抜けたところで、
友達が言いました・・・
「ここには精霊がいるような気がするんだ!」って。

一緒にそこに立ち止まってふか~く呼吸をすると、
不思議な感じがします。
絶対に周りの空気は冷たいはずなのに、
急に温かいなにかにそっと抱きしめられたような感じ。
ほんわりあったい。

そう、このスポットです。↓

わきのベンチに腰を下ろして、空気浴・・・
ここの空気を浴びているだけで、
悩みとか、肉体的な疲れ、
つまり体や心の緊張から解き放たれる。
そんな不思議な力がありました。

ここは自然のパワーが集まる精霊の森なんですね
まだ公園の入り口に差し掛かったばかりで、
奥に繋がる道に好奇心が広がります。

それから3分程公園の中ほど進んだところにある
高台に上りますよ。
向こうにある街のネオンが、
冷気にくっきり浮かんできれいやわ。

すぐそこにタワーブリッジがあって、
ちょっと自転車を走らせると
こんな素敵な公園。
ロンドンは、街と自然が融合して楽しいところですね。

人も文化も景色もほどよく混ざり合い、
いろんな色の物語があって、
ほんま飽きないわ。

旅を続けましょう~^-^

黒人文化

Black Culture Archives(黒人文化資料館)を訪れます。

ロンドン南部、Brixton (ブリクストン)という
アフリカ系移民が多く住んでる区域にあります。

イギリスに来たんだから、
きれいな部分もいいですが、
素顔の街並みと人との触れ合いもひっくるめて
経験した方が面白いですよね。

人間はひとくくりの人間だけれど、
地球のどの地域から生まれたかによって、
肌や瞳の色が異りますよね。

太陽に光が強く照らされる地域では、
それに耐えうる褐色の肌、髪の遺伝子が進化したし、
逆に、太陽の照射が弱い地域では、
太陽の栄養をしっかり吸収できるような
遺伝子が時間をかけて進化しました。

ロンドンの街中を歩いていると、
ほんとに様々な人種の人々とすれ違うので、
地球の不思議を感じられずにはいられらないのです。

ただ、
私たちの違いが裏目にでることもあります。
優劣感情から、偏見や差別が
長い歴史の中で、グツグツの煮えたぎっているのが
現実です。

溝はなかなか埋まるものでないですが、

埋めれないこともないですよね。
まずは私たちの意識を
共有できればスタートラインに立てる。

技術が進歩して、
世界各国行きたいところに行ける便利な時代。
世界が広くなったという言う人がいる一方で、
世界が狭くなったとう言う人もいます。

いろんな確執がもやもやが世界を覆い、
手に負えないのかもしれません。

私は専門家でもないので、
大したことは言えませんが、
個人的な経験から言えるは、
心を開いたお互いの眼差しは、
曇りなくとても純粋なもので、
素直に相手に敬意を感じられることです。

そこに、肌の色もないですし、
言葉の隔たりも邪魔になりません。

色とりどりが素晴らしいことを
肌で感じることは、
どんなに潤いのあることかと感動したのを覚えています。

旅は甘くもあり、
辛くもあります。

苦みや辛さをちゃんと消化できなときに
甘さもひときわ美味しく楽しめ、
人間として一回り大きくなれるのではないでしょうか。

素朴な街並み – ロンドン市街

ある日、友達の仕事の所要について行って、
待っている時間、近くの公園で時間を過ごしました。

日差しが優しく微笑ましい。
体がゆ~っくり、目覚めていいく感じです。

ロンドンに来てから気づいたことは、
リスやキツネを
街中の公園でほんとによく見かけること!

ほらっっ‼︎ ↓
リスが。

ちっちゃな、ちっちゃな足を
スルスルと目で追えない早さで滑らして、
自由自在に木から降りたと思いきや、
また木の枝に登ってる!‼︎

木の横では、
マダムたちが寝そべってヨガでリラックス。
すごい和やかで、都会の一角だということを
忘れていしまいそうです。

脇のベンチでは
おじさんが今日の新聞に読み耽ってるみない。

雲がかかった空気に草木もしとっりして
すごくいいですね!

そして、ガーデンから外に目をむけると
年期の入った煉瓦造りの建物。

石造りの街並みにはだいぶ馴染んできましたが、
緑のオアシスとほんとによく調和してて、
お互いにほどよく溶け込んでいるんですよね。
落ち着くわ~。

友達が作ってくれた
ジンジャーハニーレモンを
ごくりっと飲んで、体を温めます。
穏やかな陽光ですが、
ロンドンの11月初旬、結構冷気が突き刺すんですよ!
でもそれがまた、
気持ちをシャキッとさせてくれていいんですが。

ほっこりする^-^
極楽やな~。

だから旅はいい。

イギリスの民族

ロンドンに足を運ぶようになり、
民族や人種のことを
考える機会が増えました。

 打ち寄せるせるさざ波と

     人の足跡・・・

        ただ、海は海・・・


イギリスの人種民族構成のデータから
人種の内訳は、
90%以上は白人、
その他、非白人(アジア系、アフリカ系他)

実際ロンドンの街を歩いてみると、
その概念が覆されました。
黒人の割合がとても高いです。

統計
を見てみると、
*↑「イギリス文化論」(2018/ 1/23) 参照
ロンドン在住の白人は60% ほど。
ですので、40%ほどは、
その他の人種の方々。

地域の特徴もありますが、
とくにロンドンの市街地は
多くの民族の方々が混ざり合ってます。
ニューヨークと並んで、
Melting Pot (人種のるつぼ) なのです。

だから、
本格的ないろんな国の料理が楽しめる。

アフリカ系の人たちの喧嘩とも思われる
激しい言葉が応戦が
あちこちで聞こえたりもしますが(苦笑)

他の文化への理解、
尊重する意識は基本的に高いです。

けれど、民族間の確執は
容易に解決できることではないですよね。
私たちには本能的に優劣感情があって、
守るという性質があるから。

なので、基本的に弱い私たちは
同じ肌の色の人同士で
一致団結して違う肌の色の人たちと
にらみ合ったりするでしょ。

世界の至るところで、
いがみ合いはあるのが現実ですし、
他民族が集まる国、イギリスで、
何もないわけがないですよね。

そう、きれいごとは通じないと、
学んだのです。

私たちは弱くもあるけど
強さも持ち備えている。

しがらみや、不合理なことを乗り越える、
知性や寛大な心を与えられたのも
私たちへの贈り物ではないでしょうか。

簡単ではないけれど、
避けて通るべきではない、
大切な追及ではないでしょうか。

なぜなら、
これからも日々一層、
世界は広がるから・・・

小さい力が大きくなること。
小さい個々の体に
大きい心があること。

それで、初めて繋がるということを、
しっかり学び直したい、
思いあらためました・・・

 砂にとけ込む貝殻・・・

   真っ白な貝殻も、

    砂に帰ったらみんな一緒やな・・・

あっ、そもそも、

  もとからみんな一緒か・・・

   貝殻が多くっても

    みんな同じ砂に帰るんや・・・

わたしも
まだまだ勉強不足です。
人間に対して・・・

旅は他にどこでも学ぶことができない
人間の教科書でもあるんだなあ、と
ちょっと心苦さを覚えましたね。

でも、学ぶことに
遅すぎることは決してないから、
学びましょう。

そして、楽しく旅しよう・・・!

タワーブリッジの素顔

タワーブリッジを横断です。

日暮に差しかかり、
ライトアップが魅惑的!
お城だね・・・

アーチの下では、
そのデザインと厳かさにすっかり圧倒され

スカイガーデンから眺めたときは
あんなにちっちゃかったのに
こんなにも仰々しくかっこいい。

やはり間近で見る体感がものを言いますね。

手前の街灯が
橋をしっかりの見守っているよう。

橋の上から ドレイプで繋がる人たち。
人がいるから橋がかかる。
橋があるから人が集う。
つながり合う。

そう、
み~んな、繋がってるんですよ。
でも、私もそうですが忙しさに紛れて、
悲しいかな忘れていしまったりする。

なので、旅人の目線は大事なのかな・・・

追伸…

人の渦の中、
私より30センチ背の高い友達が
シャッターをきってくれました。

大切な友人へ、

あなたがいるから旅は楽しい。

ありがとうね…