グリニッジ界隈

グリニッジは見どころが盛りだくさん。
カーティサーク号の偉大さに
興奮冷めやらぬまま次に足を止めたのは
グリニッチマーケットです。

日よって、お店の種類が違うとか。
この日は、終わり掛けに立ち寄ったため、

ややひっそりしてたけど、
ヴィンテージやアンティークの
興味深いストールがありましたよ。

ふと、
アフリカ出身の服飾デザイナーが作った
色鮮やかな、ワンピース、スカートが目に留まり、
友達が声をかけ、3人で話が弾みました。

彼女の紆余曲折の道のりが明かされました。
デザインし服を作り上げることの喜びを胸に
その情熱とともに自らを鼓舞し、
決してあきらめない精神でマーケット出店まで漕ぎつけたとか。

どうやら、このグリニッジでマーケットを出店できるのは、
大変なことだそうです。
独創性で人を魅力することができるのが条件で、
厳しい選考の目をくぐり抜ける必要がるとか、

彼女は何よりも行動が物を言うことを証明してくれました🔥!!
何も買うつもりはなかったけど、
彼女の純粋な熱意に心打たれ、
赤と緑の鮮やかなストールを購入。

買いい物ってこうゆうことじゃないですか^-^
私は、必需品を除いては、
ものというより、作り出す人間に惚れて買うことが多いですし、
そうするように努めています。

心の買いものをするこのによって、
家に持ち帰って、その物に触れたときに、
物語がよみがえってくる。
心が温かくなる。

今でも、このスカーフを見ると、
彼女の喜びに満ちたギラギラとした
大きな目が語りかけてくる。
あっ、あの時写真撮ればよかったな~

て後で感じること多々あると思うけれど、
時には頭の中の記憶に留めておくだけのほうが
いいこともある。

彼女との出会いは
そんなひと時・・・
アーティストの友達も刺激をうけ、
やっぱり熱意と行動 だね 🔥🔥🔥

と表情をきゅっと引き締めていましたよ!!

さて、
いい感じで気持ちを高揚させたままマーケットを後にしました。

ショップの並ぶ大通り沿いに出ると、
かわいいワンコが店の前で待ちぼうけ。
飼い主はお店の中で立ち話だね。

よしよしっ 、よしよしっ。

全く動じる様子がないけ・・・
というか固まってるけど、大丈夫…!?

なんとっっ、良くできた置物です!
人生にジョークは欠かせない。
これは中でも世界共通にうけそうでナイスッ!!!

友達も大喜びで、
通りかかったカップルを見るや否や
即効的に「ワンッ!!!」 と吠えてドッキリ作戦。

彼女はまんまとだまされ「キャッッ~ !!」
と目を真ん丸に見開き足を止め、
横の彼が、驚きで固まってしまった
彼女の体をそっと支える。

と同時に ワー っ と同じ波数の笑いがどっと沸き起こる。
友達が事情を説明して
「とくに考える暇とかなく脅かしてみたかったんだ。
ごめんねー」

彼女は、温かく笑顔で
「いいのよー。でもびっくりしたわ。」
なんとも神業的な対応で、
微笑ましく、かつ女らしく映りました。

こんな街角ジョーク、日本だったら通用するでしょうか!?
そもそも、見ず知らずの人にそんなことしでかす
勇気のある人あまりいなさそうですようね。

新鮮な文化の違いを体感し、
お腹を抱えながら、道を進みます。

これはまた、かわいい風景ですね。↓
街中がアンティークだらけです。

左側から顔を出す看板と、
後方の深い土色のレンガ、
奥から差し込む光、
すべてがマッチングで◎です!!
心に笑いの栄養たっぷりの日でした。

再びバラ マーケット

土曜日の午前中、

もう一度 バラ マーケットの探索に出かけました。
友達の家から徒歩5分程でテムズ川沿の通りに出て、
そこからてくてくと川沿い歩くこと15分程。
天気が良ければ最高の散歩道 ♪♪
マーケットにつくまでにしっかり胃袋を活性化できちゃいます!

さて、今回は野菜コーナーから入ります。
無造作に置かれている野菜や果物が新鮮です。

日本ではまずは見た目重視。
色、形が規格を満たさなければ、
わけあり品コーナーですね 😨

同じものがそろった商品に見慣れ、
選ぶ基準も慣れてしまうと、
本物を見る目が損なわれる気がしてなりませんが・・・

実際、私もスーパーで野菜を買うときは
まんべんなくそろった形の中で、
更に自分なりにいいものを選ぶんわけですよ。
形だけじゃないんですけどね(苦笑)
いつもと異なる環境に囲まれると、
視野が開けて色々と思い直させてくれますね。

ほんとは土の香りを見分けられる方がいい、
いい土で、自然の循環を大切にした環境で
育てられた野菜やフルーツのほうが、
断然 体にも美味しいはず。
色々な中から選べるのもいい。

あくまでも何がいいか、悪いかは
私たちそれぞれの選択ですが・・・
旅の中では、賢明な選択をする力が
自然と養われているような気がします。

さて、
マーケットのわきにあるベンチの傍には、
おこぼれにあやかろうと
鳥がチュンチュンと
歩み寄ってきますよ。

マーケットでは、
買い物リストのマッシュルームペーストを
ゲットして満喫 (^^♪

通り分けるのが難しいほど人が増えてきたので、
静けさを求めてマーケットを離れます。
すぐ傍にあるKing’s College London (キングス・カレッジ・ロンドン)
– Guy’s campus – が目に入りました。

キングス・カレッジ・ロンドンは、
ロンドン大学を構成するカレッジ。
1829年にジョージ4世によって設立された
イギリスで4番目に古い名門大学です。

なるほど、歴史を感じる建物です。
週末のこの日は、
人影がほとんどないひっそりとした空間の中で、
より厳かに映ります。

目的地を定めての名所めぐりもいいですが、
偶然の巡り会わせの中で、
小さな発見に驚きを覚える旅も素敵です♪♫
この場所に来たこともないのに
ノスタルジックな雰囲気に引き込まれるのって、
偶然に足を踏み込んだ場所で感じることが
多くないですか?

この日もそんな感じでした。
そして、
「前世はここにいたんじゃないん!?」
「いや、いたはずっ!!」
などと、勝手な妄(暴)想と戯れたりします。
いいんじゃないですか。

旅は自由ですから・・・
そう、今日はプランなしに、ぶらぶらと探索する日。
飾らない風景、空間に美しさを感じるときゅんとしますよね^-^
常に凛としているからでしょう。
ん~っ、人間にも通じるきびし~い言葉。

はいっ、自分に言い聞かせてます。

旅は未熟な自分の姿をさらけ出してくれるっ・・・
ありがたいと思って、同時進行で楽しもう。
さあ、先を進みましょう。

ロンドン最古の食品市場、バラマーケット

友達いわく、週末は絶対に
Borough Market (バラマーケット)に、 
行くのがいいということで、
狙い目だという、土曜日の朝から出発です。
  
ロンドン最古の食品市場で、
その歴史なんと1000年以上と聞けば、
ワクワクしてきますね。

人気スポットとは聞いておりましたが
本当に賑やかです !

この日はハロウィンの装飾で
あしらわれていましたよ。

野菜/果物、チーズ、オイル、ジャム
塩(スパイス/ハーブ入)、スイーツ他いろいろ。


また、インド/中東など
様々な文化の屋台の食べ物が
活気あるエネルギーと
たまらなく美味しそうな匂いで
誘いかけます。
食べ物の他に、陶器や雑貨など
お土産としておもしろそうなものが
ずらりと並んでいます。

お昼前はとても混雑するので、
朝早く営業している
土曜日の早い時間帯がねらい目!

営業時間【小売市場】
水/木曜日 :午前10時〜午後5時
金曜日:午前10時〜午後6時
土曜日:午前8時〜午後5時。 

Address: 8 Southwark Street, 
     London SE1 1TL, England

胃袋をしっかり準備しておいてくださいね!