タワーブリッジの素顔

タワーブリッジを横断です。

日暮に差しかかり、
ライトアップが魅惑的!
お城だね・・・

アーチの下では、
そのデザインと厳かさにすっかり圧倒され

スカイガーデンから眺めたときは
あんなにちっちゃかったのに
こんなにも仰々しくかっこいい。

やはり間近で見る体感がものを言いますね。

手前の街灯が
橋をしっかりの見守っているよう。

橋の上から ドレイプで繋がる人たち。
人がいるから橋がかかる。
橋があるから人が集う。
つながり合う。

そう、
み~んな、繋がってるんですよ。
でも、私もそうですが忙しさに紛れて、
悲しいかな忘れていしまったりする。

なので、旅人の目線は大事なのかな・・・

追伸…

人の渦の中、
私より30センチ背の高い友達が
シャッターをきってくれました。

大切な友人へ、

あなたがいるから旅は楽しい。

ありがとうね…

バタシー・パーク – 平和

バタシー・パークの一角です。

木漏れ日の中から、
まるで絵本のような風景が現れました^-^(↓)。
野外学習または遠足でしょうか。

子供たちと先生が
陽気なエネルギーを
はちきれんばかりに発散。

絵画を眺めていいるようです。

そんな平和な雰囲気ですが、

すぐ傍にある仏塔に気づけば(↓)
なにか繋がるような気配です。
でもなぜ、ロンドンの公園に仏塔なのでしょう。

当時のロンドン地方自治体による
平和を願う年(1984年)の一環として、
日本山妙法寺により
1985年、正式に開設されたそうです。

公園の長い歴史からすれば、
比較的新しく公園に仲間入り。

金箔で覆われ
陽光でギラギラさらされて、
こんなにも眩しい仏像は
日本でお目にかかったことがないですよ!

毎日、散歩やジョギングの通り道に
拝むことができるなんて、

仏像を拝むのにはほぼ拝観料かかる
日本の環境に比べればありがたや~、です^-^

仏像は、4面に分かれて計4体、

それぞれ異なるポーズでお披露目。
最初の仏像は(↓)、
悟りや救い- ニラバーナ(涅槃)-
の極致に到達したブッダで、
カルマ(業)や輪廻から解放され
右手で頭を支え体を休めています。

次の仏像は(↓)
説教を唱えていますよ。
小指と薬指は外に広げ
悪を追い払いながら・・・

さてお次は、
左手は膝の上に掌を上に向いて置き、
右手は膝小僧の上に寝かせて
かつ少し地上に触れる、
不動の悟りのポーズです。

最後の仏像は
右手は上方(天)を指し、
左手を下方(地)、外側に向け、
天と地上の一体化を表します。

また、外側に向けられたその手で、
慈善の愛、恩恵が
私たちに向けられているのことこ。

この日、不思議な現象が起こりました・・・

青空の下、
無数のテントウムシが
空を舞っていたんです。

彼らをかわして
歩かないといけないほどの
経験したことのないおびただしい数。
少しぞっとするくらい・・・

無邪気な子供たちは
テントウムシのダンスに大はしゃぎで
健気さが美しくって心がくすぐったいばかりでした。

ところで、
「テントウムシが体にとまると
 幸せがやってくる」
というジンクスがあるのご存じですか?

澄み切った空気と、
神秘的な雰囲気に生える
仏像の神々しい姿から、
まんざら、偶然起こった現象でも
ないような気がしました!

信じることに意義ありですので、
ここは純粋に信じて・・・
幸せが舞い降りますように!!

でも、お忘れなく !

テムズ川を前方に左手(西側に)
チェルシー橋。

右手(東側)にアルバート橋
そう、ここはロンドンンのど真ん中ですよ。
平和を望む願いに国境ないんですね、
癒されました^-^

Tower Bridgeとその界隈(街並み)

ヨーロッパの街並み魅力の一つは、
統一された市街地の風景ですね。
特に、石の建築物の重厚感は、
木造建築が主流の
日本の文化に慣れた目には
とても新鮮で、ワクワクします。

恐らく、海外から日本に訪れた人が
日本家屋、とくに茶屋町のような
伝統的な雰囲気を残す街並みを
神秘的と感じるのと同じように、

石造りの建物と、
石畳の通りに囲まれた
景観がとっても神秘的に映ります。

ロンドンの街並みも例外ではありません。

石畳の道・・・

高く高く積み上げられた
石造りの建物が立ち並ぶ様子・・・

荘厳な景観が
胸の奥深くに語りかけます。

歴史の中で紡がれた人間の営みの数々ですが、
異国の地に足を踏み入れたときには
目に入るすべてのものが新しいので、
それらがカメラ・思い出の被写体として
フォーカスされます。
そして、歴史が紐解かれるのですね。

「伝統は新しい」と唱えた
奇抜なイメージのある芸術家、岡本太郎。
よくよく嚙み砕くと
もっともなことを言っていますよね?

つまり、
すべて今ここに起こっていいることが、
歴史となり、文化となる。

こうした古い町並みも
当時はそのまま新しくカッコよかった。
そして、何年かの時が経ち、
もう一度その良さが甦らせれる。
現在の人々の営みが
かかわってくるということですね。

古いものが新しく生かされる姿は、
なかかかセンスの良さも必要ですし、
おしゃれだなーっ、と思います。
一方で、多くの物事を使い捨てるのが
当たり前になってしまった
今日のちょっと悲しい事実を見直させてくれる
のではないでしょうか。

され、これもなんとも荘厳な船です!

Tower Bridge から東へ散策 – St Saviour’s Dock

テムズ川通り沿いは
素敵な散歩通りが延々とつづきます。
この日はタワーブリッジから東へ散策です。
ロンドンっぽいどんより雲が流れる日。

雲に覆われると
気温はいっきに肌寒くなりますので、
季節ごとに気候が安定している
日本の環境に慣れた肌には
空気がほんまに突き刺さるようです。
しかし、水辺の景色は
曇りの日でも味がありますね。

川沿いにさらに東に進むと、
巨大な頭の像が横たわっています。

その裏側には、
レオナルド・ダ・ヴィンチの言葉・・

「人間の巧妙さが、
自然が創造するものよりも
美しく シンプルな、
あるいは正確な発明をすることは
決してできない。
なぜなら自然の創造物には
何一つ欠けるところがなく、
何一つ過分なものがないから・・・」

自然を愛でる目があるからこそ、
自然に酔いしれ、
自然から学び、
人間としての自分自身を高める、
本来私たちも自然の一部だとういう
生命のサイクルが
ダヴィンチの時代には
まだ当然のように
営まれていたのではないしょうか・・・・

実際はどうなんは想像の世界ですが、
恐らく
より自然を肌身に感じながら
自然をベースにした時間軸で
時が刻まれていたではないかな~^-^

そして、さらに東に、
タワーブリッジから420m、
テムズ川の南岸に位置する
セント・セイバーズ・ドック
(St Saviour’s Dock)-波止場- で、
歴史の物語を読んでみます。

テムズ川に交わる
Neckinger’s River(↑)の名前。
遺跡によると、
18世紀の産業革命の時代、
テムズ川はとても栄え、混雑の中、
貨物船はしばしば立ち往生を食らい、
海賊の標的と化し、
悪名高い場所になりました。

そこで、海賊が捕まり
絞首刑で処刑されたのが、
ここ、St Saviour’s Dockだとか。
ちょっとギョッとしますね。
日暮れ時に聞くと、
違った意味で肌寒さを感じるかもしれませ!!

Neckinger River の名前は
ロンドンのスラングで、
捕まえた海賊の絞首刑に使われた
ロープを意味する、
「Devil’s Neckinger」「Neckerchief」
に由来するそうです !!

お次はこちら、
St Saviour’s Dockのすぐ傍(東側)
19世紀の埠頭。

南米から輸入された
穀物用の倉庫であった建物は、
現代アパート、
ワークスペースとして利用され
St Saviour’s Dockと共に
保護区域に指定されています。

保存状態がとても良く、
潮水の香りをかぎならが
想像力を膨らまれると、
その時代が描かれきます。

テムズ川の流れに沿って
歴史を紐解く一本の道が続いています。

以上、すべてまっすく歩けば5分圏内に
繰り広げられる歴史物語です。
歴史はとてもじゃありませんが、
言葉だけで語りきれるものではないです。、
読み取る人の想像力も相まって
それぞれの解釈の仕方で
ユニークな物語が展開するのでしょう。

テムズ川の水がコンコンと流れのように
歩み続けます・・・