旧王立海軍大学

グリニッジ公園の近くにある
Old Royal Naval Colleage
(旧王立海軍大学) を通り抜けます。
曇り空も似合うシックな装いですね^-^

この海軍大学は、
ユネスコの世界遺産に登録されている
河港都市グリニッジの建築の中核で、
その普遍的な価値が認められているそうです。

歴史は17世紀後半にさかのぼります。

女王クイーン・メリー2が
もともと負傷した船乗りの治療を目的に
1696 〜1712年間にかけて病院として建設。
装飾があでやかなバロック建築ですよ。

社会的な地位を誇示するためでなく、
慈善活動の公共の場として
産ぶ声をあげたわけですね。
それにしてもすごい立派。

その当時の豊かさが思い浮かべられますが、
戦いの時代でもあったというのも事実です・・・
病院としての役割が終わった後は、
1873~1998年まで王立海軍学校として、
そして、現在はグリニッジ大学とトリニティー音楽院により
建物の一部が使われているそうです。

こんな環境で勉学できるキャンパスライフ憧れるー♪
もちろん、体はもうあの頃には戻れませんが(汗)、
空想は時間に縛られず、心は自由でいいんじゃないでしょうか。

ウォーターゲートのてっぺんど真ん中に
座っている冠を見ると、その時代背景が偲ばれますね。

どこから見渡しても、
ディティールは目に留まります。
人間の技はすごいっ。

最新の技術が物を言うのではなく、
熱意といいますか、
こういうのを見ると
無限の可能性を感じますね。

海軍大学を通り過ぎ目の前に現れたのは
海洋博物館前に堂々と居座るカティー・サーク号。

巨大 !!
圧倒されて、言葉がでないっっ。
緻密に張り巡らされたロープ
まさに蜘蛛の巣ですね・・・
帆が大空に広がったらどんだろう。
壮大 !!

昔の人々の知恵、技、努力には
本当に閉口します・・・

じ~っくり穴があくまで見たい、
というか金縛り状態。
日が暮れるまで、慌てずにこの空間を満期しましょう(^^♪

あわてない、あわてない。
時間の使い方は、特に旅の道すがらでは
心に寄り添うのが理想的ですね・・・

 

旧国立海軍学校

・チャペル・ペインティッド ホール: 10:00-17:00
・レストラン/バー: 10:00-23:00(月~土)/ 10:00-22:30(日)
入場無料

キングス・カレッジ・ロンドン

King’s college London のキャンパスを通りぬけます。

ほんとにしっとりしてる。

そう、バラ マーケットに立ち寄って、
あまりにも人が多かったので抜け出してきたのでした。
どこか、ラビリンスいに迷い込んだみたいな雰囲気です。

ライトのフォルムが温かですね~。↓
こんな空間がキャンパスライフの一部分だなんて、豊ですよね。

社会に出てから恐らくたくさんの人が痛感する
学生時代の時間の大切さ・・・
自分の選んだ分野に没頭して学ぶこと

ただただそこに
エネルギーを注ぎ込めるって、
そんな贅沢ってなかなかないですよね。
しかも、環境がこんなんい良ければなおさらです(^^♪

などなどと思いにふけりながら、
一歩一歩、ゆっくりと
週末のまったりとした空気の流れに乗って進みます。

ほどなく、開けたガーデンエリアに出てきましてね・・・

いかにもキャンパスにありそうな
きゅっと身が引き締まる像が
見守ってくれているのか、
たしなめてくれているのか、
鞭打ってくれているのか・・・

エネルギーのみなぎった
若い精神が時には
ぶつかり合い、
切磋琢磨し、
過酷な社会へ向けて準備をするそんな場所 !
には見えないほどのどかです。

キャンパスにも、
平日と週末の色分けがあり、
週末は開放的にいい感じで脱力感・・・^-^
訪問者を迎えてくれます。

我が庭のような感覚で、探索できるなんてラッキー。

そんな、歴史を感じさせる開けた景色を
通りすぎると・・・

なぜかビーチ!? にたどり着きました!!

真っ白なサクサクの砂が、
敷きつめられています。
このギャップいい~。

どうやら、看護学校(学部)の一角のようですよ。

魅力満載のロンドンですが
その気分屋の天気は有名です・・・
どんなに慣れ親しんだ土地でも、
やっぱり灰色の空に何日も覆われると
気分は左右されますよね。

そういう声から生まれた、
小さいけれど、心のよりどころの大きい
白い砂のビーチのなのでしょう♪

友達がサラサラの砂を靴でならして、
絵を描き始めました。
和むわ~。

絵って、原始的で最も素直な表現方法の一つですよね。
こういう大切なこと、
忙しい生活の中で忘れたりするんだよな~、
と、ふと我に返る。

そして、脇にある木の枝には
短冊のようなリボンが枝からぶら下げられています。
何が書いてあるのか解読できませんでしたが、

きっと願いが込められてると、感じましたよっ^-^
そうなだ~、恋の悩みが多いじゃんないですか!

願いは、心動かされ気持ちを込めることから
始まり、それがなければ何も叶えられない。
これもちっちゃい再発見。

あてのない旅は
心ゆくままに進むと、色々と響くな~、
とあたらめて実感できたそんな日です。

今日は(もっ!?)、ゆっくりでいい。
さあ、まったりとした旅を楽しみましょう 👣

黒人文化

Black Culture Archives(黒人文化資料館)を訪れます。

ロンドン南部、Brixton (ブリクストン)という
アフリカ系移民が多く住んでる区域にあります。

イギリスに来たんだから、
きれいな部分もいいですが、
素顔の街並みと人との触れ合いもひっくるめて
経験した方が面白いですよね。

人間はひとくくりの人間だけれど、
地球のどの地域から生まれたかによって、
肌や瞳の色が異りますよね。

太陽に光が強く照らされる地域では、
それに耐えうる褐色の肌、髪の遺伝子が進化したし、
逆に、太陽の照射が弱い地域では、
太陽の栄養をしっかり吸収できるような
遺伝子が時間をかけて進化しました。

ロンドンの街中を歩いていると、
ほんとに様々な人種の人々とすれ違うので、
地球の不思議を感じられずにはいられらないのです。

ただ、
私たちの違いが裏目にでることもあります。
優劣感情から、偏見や差別が
長い歴史の中で、グツグツの煮えたぎっているのが
現実です。

溝はなかなか埋まるものでないですが、

埋めれないこともないですよね。
まずは私たちの意識を
共有できればスタートラインに立てる。

技術が進歩して、
世界各国行きたいところに行ける便利な時代。
世界が広くなったという言う人がいる一方で、
世界が狭くなったとう言う人もいます。

いろんな確執がもやもやが世界を覆い、
手に負えないのかもしれません。

私は専門家でもないので、
大したことは言えませんが、
個人的な経験から言えるは、
心を開いたお互いの眼差しは、
曇りなくとても純粋なもので、
素直に相手に敬意を感じられることです。

そこに、肌の色もないですし、
言葉の隔たりも邪魔になりません。

色とりどりが素晴らしいことを
肌で感じることは、
どんなに潤いのあることかと感動したのを覚えています。

旅は甘くもあり、
辛くもあります。

苦みや辛さをちゃんと消化できなときに
甘さもひときわ美味しく楽しめ、
人間として一回り大きくなれるのではないでしょうか。

イギリスの民族

ロンドンに足を運ぶようになり、
民族や人種のことを
考える機会が増えました。

 打ち寄せるせるさざ波と

     人の足跡・・・

        ただ、海は海・・・


イギリスの人種民族構成のデータから
人種の内訳は、
90%以上は白人、
その他、非白人(アジア系、アフリカ系他)

実際ロンドンの街を歩いてみると、
その概念が覆されました。
黒人の割合がとても高いです。

統計
を見てみると、
*↑「イギリス文化論」(2018/ 1/23) 参照
ロンドン在住の白人は60% ほど。
ですので、40%ほどは、
その他の人種の方々。

地域の特徴もありますが、
とくにロンドンの市街地は
多くの民族の方々が混ざり合ってます。
ニューヨークと並んで、
Melting Pot (人種のるつぼ) なのです。

だから、
本格的ないろんな国の料理が楽しめる。

アフリカ系の人たちの喧嘩とも思われる
激しい言葉が応戦が
あちこちで聞こえたりもしますが(苦笑)

他の文化への理解、
尊重する意識は基本的に高いです。

けれど、民族間の確執は
容易に解決できることではないですよね。
私たちには本能的に優劣感情があって、
守るという性質があるから。

なので、基本的に弱い私たちは
同じ肌の色の人同士で
一致団結して違う肌の色の人たちと
にらみ合ったりするでしょ。

世界の至るところで、
いがみ合いはあるのが現実ですし、
他民族が集まる国、イギリスで、
何もないわけがないですよね。

そう、きれいごとは通じないと、
学んだのです。

私たちは弱くもあるけど
強さも持ち備えている。

しがらみや、不合理なことを乗り越える、
知性や寛大な心を与えられたのも
私たちへの贈り物ではないでしょうか。

簡単ではないけれど、
避けて通るべきではない、
大切な追及ではないでしょうか。

なぜなら、
これからも日々一層、
世界は広がるから・・・

小さい力が大きくなること。
小さい個々の体に
大きい心があること。

それで、初めて繋がるということを、
しっかり学び直したい、
思いあらためました・・・

 砂にとけ込む貝殻・・・

   真っ白な貝殻も、

    砂に帰ったらみんな一緒やな・・・

あっ、そもそも、

  もとからみんな一緒か・・・

   貝殻が多くっても

    みんな同じ砂に帰るんや・・・

わたしも
まだまだ勉強不足です。
人間に対して・・・

旅は他にどこでも学ぶことができない
人間の教科書でもあるんだなあ、と
ちょっと心苦さを覚えましたね。

でも、学ぶことに
遅すぎることは決してないから、
学びましょう。

そして、楽しく旅しよう・・・!

タワーブリッジの素顔

タワーブリッジを横断です。

日暮に差しかかり、
ライトアップが魅惑的!
お城だね・・・

アーチの下では、
そのデザインと厳かさにすっかり圧倒され

スカイガーデンから眺めたときは
あんなにちっちゃかったのに
こんなにも仰々しくかっこいい。

やはり間近で見る体感がものを言いますね。

手前の街灯が
橋をしっかりの見守っているよう。

橋の上から ドレイプで繋がる人たち。
人がいるから橋がかかる。
橋があるから人が集う。
つながり合う。

そう、
み~んな、繋がってるんですよ。
でも、私もそうですが忙しさに紛れて、
悲しいかな忘れていしまったりする。

なので、旅人の目線は大事なのかな・・・

追伸…

人の渦の中、
私より30センチ背の高い友達が
シャッターをきってくれました。

大切な友人へ、

あなたがいるから旅は楽しい。

ありがとうね…