ロープウェイ

2012年のロンドンオリンピックに合わせて、
サブ会場を結ぶロープウェイが開業されてました。

まさか、実際に来るつもりもなかったし、
訪れるつもりもありませんでしたが、
当時はへぇ~って、さらっと聞き流してた感じ。

ロンドンに住む友達も
特に興味があったわけではないけど・・・
ロンドンのシンボルの一つだし、
きっと眺めもいいに違いない!!
それじゃ、せっかくだし試してみよう!とうことで体験。

味わいもせず、評価するのはずるいですからね。
その名も、 「エミレーツ・エア・ウェイ」・・・
リッチな響きじゃないですかっ !?

聞くところによると、
開業までには紆余曲折があったようですが、
ここでは、旅人目線で語りますね。

さて、ノース・グリニッジ・アリーナ↓側から出発!
最寄り駅はそのままで、
ジュビリー線のNorth Greenwich 駅です。

あっ、すぐにちっちゃくなりましたよ。
アリーナ上から見ると壮大なスケールです。

天気は見ての通りですが、眺めはなかなかっ。
おもしろいオブジェが現れました。↓
鉄くずの木かな?

鉄くずって言ってしまったらもともこもないけど、
でも、インダストリアルな感じ、
冷たくも感じられ、ユーモラスでもあり、
グッドです!

何年後かにこのオブジェを眺める人は、
時代の流れを想像するんでしょう・・・

ほらほら、あっ言う間に街があんなに小さく。↓
友達はと言いますと、実は高さが苦手・・・
そういえば、
スカイガーデンも覚悟して上ったんだ・・

うっっ、じーっと座ってます。
付き合ってくれて、ごめんね・・・
そして、ありがとう。

気を取り戻しまして・・・
ロープウェイは何度も乗ったことがありますが、
私のイメージは山中、渓谷を山頂に向かって
登っていくタイプ。

河をロープウェイで渡るのは初めてです。
なかなかまれじゃないですか !?
で、この時点でテムズ川
ど真ん中の上におりますよ。

予想外に感無量。テムズ川・・・偉大なり !!
スカイガーデンから眺めた、川の道筋も圧巻でしたが、
こんなに川に近い高さで大河の蛇行を眺めると、
まるで、一筆書きで ばしゃ~~~! と

引かれた渾身の一本線のようです。
川の力・・・ド迫力です。
その感動も束の間で、
東側、対岸の街に近づいてまいりました。

いたって普通の街並みなので、
うぁ~お ! という感動はありません。

ですが、まさにここで、
2012年オリンピックが開催され、
名だたる有名選手が足取りを残していったことを
想像すると、ノスタルジックな気分に浸れます。
当時は活気があったんだろな~。

悔しがってる選手もいれば、
喜びで飛び上がってる選手、
選手同士がそれぞれ言葉を交わし、
ロンドンの街を楽しみ。

新しい恋もたくさん芽生えたことでしょっ・・・
象徴的な思い出の時が刻まれ所です。
さあ、対岸に到着。

エミレーツロイヤルドックス(Emirates Royal Docks)駅です。

ちょっと、探索してみましょう。

★INFO★

営業時間

・月~金 07:00-21:00、

土 08:00-21:00/日 09:00-21:00

料金

現金 – 4.30£

オイスターカード – 3.20£ポンド

HP: http://www.emiratesairline.co.uk/

スカイガーデンからの夕日・・まだまだあります

夕焼けを狙って2度目のスカイガーデンからの眺め。

景色が美しすぎで立ち去ることができません!
立ちすくんだまま。

理由は、一刻一刻と表情を変える
空・・・
雲・・・

自然のドラマに終わりはないのですね。

沈みかけの太陽が、命を吹き返すように、
荒々しく燃え上がるオレンジの光。
あんなに遠くに輝いているのに
とってもあったかい。

愛おしささえ感じますね。
これが、絵画だったらこの瞬間が静止して、
いつまでも酔いしれていられるのに・・・

でも、変わりゆく短い短い時の中にこそ
美しさが散りばめられているんですよね。

写真の右少し上の方に、↓
ちっちゃくゴマ粒のように、
金色の空を羽ばたいてる鳥が見えますか?
鳥が夕日を愛でながら飛んでいるかどうか
分かりませんが
どんなに気持ちいいんだろうかと思われます。
鳥になりたいっ!と願う瞬間です。
今、この時。

あ~、本気でそう思う。

と思いにふけっていたら、
太陽が地平線に隠れ始めました。

ほんまに切なくて美しい。

もっとずっと空を眺めていたい。

旅は明日も続きますが
この空は2度とない空なので、
立ち去るのが惜しくてたまりません。

小さいころ、日が暮れても
遊びたくて、遊びたく駄々をこねた、
あの当時のわがままな感情が沸き上がり
心が響いたときに感じました。

大人になって、大人として振る舞うために、
ずいぶんと感情を心の奥底に
とどめてきたんじゃないかな~っ、と。

友達に言われたことがぐっと突き刺ささりましてね(苦笑)

「ある子供が100% 感情を素直に表現するのを見て、
 その翌年同じ子に会ったら、世間体とか体裁とか気にして
 感情の表現をコントロールする子になってる。
 日本は特に文化的な背景もあるよね。」

もちろん、大人になったら必然的に
大人としても振る舞い方を覚えるのが自然ですが、
日本は得に、礼儀とか云々
感情を露骨に表さない風習があり、
目と目で通じあうことが美徳とされたりしますよね。

自分自身の過去も振り返って、
感情に素直になるべときは素直に表し
それが人間らしいのではないかと思いました。

それにしても、美しい!
しっかりと心に焼き付け、語りつぎたいわ~。

この一瞬を。

ロンドン街中のユーモア

スカイガーデンの足元すぐ近くに

一脚の椅子が座っています↓
なんでこんなところに椅子が!?

ここは街のど真ん中。
行き交う人々は、結構なスピードで
忙しく通り過ぎてくのに、
誰が腰を下ろすんでしょう。

とうわけで、せっかくですので、
私がちょっと一服でもしてみようかな。

これはなかなかいいですよ!
敢えて、人の流れを止めるために置かれるのでしょうか。

「みんなと同じ歩調で歩かなくってもいいから。
 あわてない、あわていない。
 ちょと休憩して、街の眺めでも楽しんだらどうっ!」
といわんばかりです。

さすがロンドンの中心地です。
ものすごい速さで
様々な肌の色の人々が通り過ぎ去っていきますね。

スカイガーデンから眺めた優雅な空間とはちょっと違う。
ちょっと気ぜわしいけれども、
これもロンドン…

ユーモアは欠かせない。
以外なところで、旅の思い出ができました!

その一瞬はもう2度と来ないから
ちょっとしたことでもパンチのある
思い出として記憶にとどめておきたいものですよね。

そんな、絶対に忘れない瞬間でした。

スカイガーデンの入り口に面した通りですよ!!

テムズ川の夜景

 
ロンドンの夜の街歩きは場所によっては
やはり安全ではないので、お勧めはできません。

私も現地の友達がいなければ、
こんな楽しみ方もできなかったはずです。

すく傍には、タワーブリッジが煌々と輝いて、
テムズ川にかかる橋も
魅惑手的にライトアップ。
川を挟んで向こう岸の街並みを見やれば、
ロンドンとはまた違う、
異国の地にでもいるような不思議な幻想に酔いしれる。

正直、一度こんな経験すると
テムズ川界隈の夜の光が醸し出す世界の
魅力は捨てがたいです!

この日は、タワーブリッジ南側の川沿いの通りを
東に向かって進みます。
ここは橋から自転車で5分程のところです。

昼にはない物語がある。
月と雲と、街頭と…

遠くの街…

好奇心が尽きませんよ~

信頼できる現地に詳しい人がいれば、
是非とも体験していただきたい、
ロンドンの夜も物語です^-^

素朴な街並み – ロンドン市街

ある日、友達の仕事の所要について行って、
待っている時間、近くの公園で時間を過ごしました。

日差しが優しく微笑ましい。
体がゆ~っくり、目覚めていいく感じです。

ロンドンに来てから気づいたことは、
リスやキツネを
街中の公園でほんとによく見かけること!

ほらっっ‼︎ ↓
リスが。

ちっちゃな、ちっちゃな足を
スルスルと目で追えない早さで滑らして、
自由自在に木から降りたと思いきや、
また木の枝に登ってる!‼︎

木の横では、
マダムたちが寝そべってヨガでリラックス。
すごい和やかで、都会の一角だということを
忘れていしまいそうです。

脇のベンチでは
おじさんが今日の新聞に読み耽ってるみない。

雲がかかった空気に草木もしとっりして
すごくいいですね!

そして、ガーデンから外に目をむけると
年期の入った煉瓦造りの建物。

石造りの街並みにはだいぶ馴染んできましたが、
緑のオアシスとほんとによく調和してて、
お互いにほどよく溶け込んでいるんですよね。
落ち着くわ~。

友達が作ってくれた
ジンジャーハニーレモンを
ごくりっと飲んで、体を温めます。
穏やかな陽光ですが、
ロンドンの11月初旬、結構冷気が突き刺すんですよ!
でもそれがまた、
気持ちをシャキッとさせてくれていいんですが。

ほっこりする^-^
極楽やな~。

だから旅はいい。

Tower Bridgeとその界隈(街並み)

ヨーロッパの街並み魅力の一つは、
統一された市街地の風景ですね。
特に、石の建築物の重厚感は、
木造建築が主流の
日本の文化に慣れた目には
とても新鮮で、ワクワクします。

恐らく、海外から日本に訪れた人が
日本家屋、とくに茶屋町のような
伝統的な雰囲気を残す街並みを
神秘的と感じるのと同じように、

石造りの建物と、
石畳の通りに囲まれた
景観がとっても神秘的に映ります。

ロンドンの街並みも例外ではありません。

石畳の道・・・

高く高く積み上げられた
石造りの建物が立ち並ぶ様子・・・

荘厳な景観が
胸の奥深くに語りかけます。

歴史の中で紡がれた人間の営みの数々ですが、
異国の地に足を踏み入れたときには
目に入るすべてのものが新しいので、
それらがカメラ・思い出の被写体として
フォーカスされます。
そして、歴史が紐解かれるのですね。

「伝統は新しい」と唱えた
奇抜なイメージのある芸術家、岡本太郎。
よくよく嚙み砕くと
もっともなことを言っていますよね?

つまり、
すべて今ここに起こっていいることが、
歴史となり、文化となる。

こうした古い町並みも
当時はそのまま新しくカッコよかった。
そして、何年かの時が経ち、
もう一度その良さが甦らせれる。
現在の人々の営みが
かかわってくるということですね。

古いものが新しく生かされる姿は、
なかかかセンスの良さも必要ですし、
おしゃれだなーっ、と思います。
一方で、多くの物事を使い捨てるのが
当たり前になってしまった
今日のちょっと悲しい事実を見直させてくれる
のではないでしょうか。

され、これもなんとも荘厳な船です!