パーク

ペッカム・ライ・パーク -1

タワーブリッジから
自転車で30分ほどの所、ロンドンの東南部にある
ペッカム・ライ・パークへ出かけました。

訪れたのは寒空の下。
ロンドンっぽいどんより雲に覆われています。
季節は4月下旬で日本だとゴールデンウィークに突入する時期です。
お日様がテカテカすると、アツッ、と感じ始める頃ですね。

ところがですね、なるほど日本より緯度が高いロンドン
太陽が雲に隠れると冬なみの寒さです😨
出国前にあなどりました。
結果、春先の薄手のジャケットしか持ってこずで、
激寒の中、泣く泣く寒さに耐えた時がありましたので・・・

みなさん、
「ロンドンは一日の中に四季がある」!
ロンドンの旅をお考えでしたから、
必ず、少し厚手の上着をお持ちくださいね。

さて、この日は、バイクでお出かけです。
楽しいけど、風の冷たさは容赦なし!
10分、20分風にさらされると、
体の奥底まで冷気が回りきって、ガチガチに震え😨😨

ペッカム・ライ・パークに到着するとすぐに
暖を求めて入り口にあるカフェにまっしぐら!

カフェの窓からの風景ですが、公園の全貌ではないですよ!
ほんの入り口の部分です。

カモミールのハーブティーをゆ~っくり味わい、
しばらくして、ようやく体もほっこりと温まったところで、
公園の探索に出かけます😄

ちょっと青空が顔を出していい感じになってきましたね。

テクテクと歩くことほどなく、
おとぎ話に出てくるような緑のゲートが現れました。

ロンドンに数ある公園の中でも、
この公園は地図で全貌を見ればわかるように
それほど大きくないんですよね。
でも、実際歩くと迷宮のようです。

自然が豊かで、周りが大きな街であることを
忘れてしまいそうです。

おっっと・・・
リスが突然姿を現しましてね
そっとこちらを伺うように、
右足をちょっとあげて様子見です。

可愛すぎるんですけど。

どうやら、リスはロンドンの公園という公園に
いるようような感じですね。

10秒ほど硬直した状態です。
「あんたらは、害があるんか、なんなんや?
 害がなかったら、おいしいものもってるんか?」
探っていますね~。

フッワフワのしっぽが
風と好奇心でゆ~っくりと揺れているのが見える
ほんとすぐそこにいる距離です。

詮索が終わって、結果判定!
「なんだ、なんにも持ってないなら、
 あんたらには興味ないよ、ほなっ、行くわ~!」

くるりと愛想なく体としっぽの向きを変え、
スルスルと地面を滑るように、去ってしまいました。

ほん数分のことでしたが、
自然が作り出す偶然の物語ほど、
美しく、おかしく、愛くるしく、
時に、悲しいこともありますが、

こんなじ~んとくるドラマはないですね。
飽きんわ~。

あっ、これまだ入り口の出来事です。
ほら、続く道はまさしく迷宮。
前方の道に好奇心がくすぐられ、
気づけばほんまに寒さわすれてましたよ。

では、先に進みましょう !!

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